新日本理化 フタル酸系可塑剤値上げ、15円/kgで実施 新日本理化 , フタル酸系可塑剤全般 2021年1月28日 新日本理化は27日、フタル酸系可塑剤全般を2月15日納入分から「15円/kg」値上げすると発表した。 直近のナフサ価格の高騰に伴い、可塑剤の原料となるアルコールやフタル酸の価格が上昇しており、加えて慢性的な人手不足による物流コスト上昇が同社の収益を急激に圧迫している状況だ。こうした環境下、これらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは極めて困難だと判断し、安定供給と事業継続のため、今回の製品価格改定を決定した。 関連記事: 住友化学 MMAモノマーを9月18日出荷分から値上げ 新日本理化 フタル酸系可塑剤を21日納入分から値上げ 東ソー PE全製品を11月1日納入分から15円/kg以上値上げ シージーエスター 可塑剤を25日納入分から値上げ 塩ビ樹脂値上げ 大洋塩ビ打ち出しで4社出揃う ユニチカ 合成繊維を11月1日出荷分から値上げ 東亞合成 来年1月出荷分から接着剤製品を値上げして採算是正へ 昭和電工 電子材料用高純度ガスを15%以上値上げ クラレ PVA繊維2製品を値上げ、採算改善を図る ジェイ・プラス フタル酸系可塑剤を値上げ、来月から実施