DIC 可塑剤を値上げ、主原料価格や各種費用が上昇
2023年11月27日
2023年11月27日
2023年11月20日
2023年11月20日
東洋紡は17日、包装用フィルム製品の一部を12月11日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品と値上げ幅は以下のとおり。
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)はそれぞれ「連300円(20㎛換算)」、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)が「連300円(12㎛換算)」、二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)が「連500円(15㎛換算)」、熱収縮ポリエステルフィルム「スペースクリーン」が「連750円(30㎛換算)」。また、透明蒸着フィルム「エコシアール」については、PETベース(コート無し)が「連300円(12㎛換算)」、PETベース(コート有)が「連500円(12㎛換算)」、ONYベース(コート無し)が「連500円(15㎛換算)」、ONYベース(コート有)が「連700円(15㎛換算)」。
昨今の原油・ナフサ価格の高騰や高止まりによる原燃料費の上昇に加え、円安影響を受けた副資材費なども上昇しており、生産設備維持費などと合わせて、包装用フィルム製品の製造費を押し上げている。こうした状況下、同社では徹底したコスト削減に努めてきたが、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難と判断し、価格改定を決めた。
2023年11月7日
2023年11月6日
2023年11月6日
2023年11月2日
東ソーは1日、工業用洗浄剤を12月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、炭化水素系高機能洗浄剤(HCシリーズ)の全グレードと、ノンハロゲン非引火性洗浄剤(HAシリーズ)の全グレード。改定幅はいずれも「1リットル当たり30円以上」となっている。
同社はこれまで、事業採算性改善に向けてあらゆるコスト削減策を実施し、製品の安定供給を行ってきたが、人件費、研究開発費、製造設備維持コストなど、洗浄剤事業の製造・販売に関わるコストの上昇により、同社の事業採算が著しく悪化している。こうしたコスト事情の悪化は、自助努力のみで吸収することが極めて困難であることから、今後の事業継続と安定供給維持のため、価格改定せざるを得ないと判断した。
2023年10月31日
三菱ケミカルグループは30日、アセトン、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ダイアセトンアルコール(DAA)について11月1日出荷分から値上げを実施することとし、取引先と交渉を開始すると発表した。改定幅は、アセトンが「16円/kg以上」、MIBKとDAAが「21円/kg以上」。
当該製品の主原料である国産ナフサ価格は、原油価格上昇の影響を受け騰勢を強めており、足元の原油市況、為替などを勘案すると、10―12月期の国産ナフサ価格は7万7000円/klに上昇する見込み。同社は、大幅なコストアップ分を、自助努力のみで対応することは困難と判断し、採算是正と安定供給維持のため、価格改定の実施を決定した。
2023年10月23日
2023年10月23日