KHネオケムは26日、各種化学品について、8月1日納入分から値上げすると発表した。
対象製品と改定幅は、オキソ系(オクタノール、オキソコール900、ノナノール、ブタノール、イソブタノール、酢酸イソブチル、オクチル酸、キョーワノイック-N(イソノナン酸)、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、キョーワゾールC-800、キョーワゾールC600M、キョーワノール‐M、トリデカノール)が「20円/kg以上」、
アセトン系(アセトン、アセトン-P)が「16円/kg以上」、
ダイアセトンアルコール(DAA)およびメチルイソブチルケトン(MIBK)が「21円/kg以上」、
ブチセルアセテート系(ブチセルアセテート、ブチセルノール20アセテート)が「76円/kg以上」、
ジオール(オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール〈BEPG〉、キョーワジオールPD-9)が「20%以上」となっている。
なお、これら以外の少量販売品目も個別に値上げを実施する予定だ。第3四半期(7-9月期)の国産ナフサ価格は5万5000円水準が見込まれている。同社は、現在の急激な原燃料価格の上昇を自助努力で吸収するのは限界を超えており、国内安定供給を維持・確保するためにも、値上げが必要と判断した。