ユニチカは17日、スパンボンド不織布について4月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品は、ポリエステル製、ポリエステル/ポリエチレン製、ナイロン製、ポリ乳酸製のスパンボンド不織布で、改定幅はいずれも「40円/kg以上」。
同社は昨年、原油価格の上昇による合繊原料の高騰などを受け、2回の価格改定を実施した。様々な合理化策を推進し、企業努力による価格維持に努めてきたが、今後一段と厳しい状況が予想されている。同社は、製品の安定供給を維持するため、今回の値上げを決定した。
2022年2月18日