テクノUMGは13日、合成樹脂の全製品について、4月3日納入分から値上げする、と発表した。改定幅は「36円/kg以上」。
昨今の燃料や電力価格の大幅な上昇を受け、製造にかかる電気、蒸気などのユーティリティコストが大幅に上昇している。また、副原料についても燃料費、物流費、為替などの理由から価格が上昇し続けているほか、製造設備の維持更新費用もさらに増加が続いている。同社は、これらのコスト上昇を受け入れざるを得ない状況にあるものの、自助努力で吸収できる範囲を超えていることから、製品の安定生産を継続するため、今回、価格改定を決定した。