東洋スチレンは24日、五井工場および君津工場で生産するスチレン系樹脂について、持続可能な製品の国際的な認証制度の1つ「ISCC PLUS認証」を取得したと発表した。
同認証は、リサイクル原料やバイオマス原料といった持続可能な原料を用いた製品を、サプライチェーン上で管理・担保する国際的な認証制度。認証取得により、マスバランス方式で割り当てた「ISCC PLUS認証」製品の提供が可能となる。同社は、今年3月にケミカルリサイクル(CR)プラントを竣工。そこで得られる再生スチレンモノマーを原料に、持続可能性が保証されたスチレン系製品を提供していく。
2050年のカーボンニュートラル実現を見据え、環境負荷低減に対する社会や顧客のニーズに真摯に向き合い、CRをはじめとした様々なリサイクルソリューションの提供を通じて、サーキュラーエコノミーの実現に努めていく。