東ソーは17日、四日市事業所(三重県四日市市)で生産する製品(エチレン、プロピレン、C4留分)についてISCC PLUS認証を取得したと発表した。ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)PLUS認証は、バイオマスやリサイクル由来の原料および製品について、サプライチェーン上で管理・担保する国際的な認証制度。
四日市事業所では、マスバランス方式を導入し、バイオマスやリサイクル由来の原料等を活用した製品の展開を推進する。マスバランス方式とは、バイオマス原料等とその他の原料(例:石油由来原料)を混合して製品を製造する場合に、バイオマス原料等の投入量の割合を任意の製品に割り当てるISCC PLUSにおいて認められた管理手法。
同社はISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し宣言する。今後も、透明性の高い運営と継続的な改善を通じて、社会やステークホルダーの皆さまの期待に応え続けるとともに、同認証の取得や認証製品の提供を推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく。