太陽石油が18日に発表した2019年3月期の決算は、売上高が前期比363億円減の6287億円、営業利益は同219億円減の103億円、経常利益は同216億円減の97億円、当期純利益は同132億円減の64億円となった。
売上高は、四国・山口両事業所で実施した定期整備工事の影響で、生産と販売数量が減少(同140万kl減の786万kl)し減収。堅調に推移した石油製品市況に支えられ、マージンが改善した一方で、秋口からの世界経済の減速懸念などを背景とした石油化学製品の市況低迷により、同社製品のベンゼンやスチレンモノマーのマージンが悪化した結果、減収減益となった。