コベストロジャパンは17~19日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2019名古屋」に出展し、樹脂材料のソリューションを展示する。
自動車の動力源だけでなく、所有のあり方や使い方、制御方法が変わっていこうとする中、自動車の材料もその変化に対応するものが求められるようになってきた。
一方、サステナブルな世界の未来を見据え、持続可能な開発目標(SDGs)という世界共通の目標が掲げられている。コベストロはその2つの課題に対して、樹脂材料で解決できるソリューションを提案する。
その1つが内装用の電子部品をタッチパネル化したコンソールのプロトタイプ。自動車のデザインや車室内のあり方が大きく変わるのに対応するため、多くのビジネスパートナーと連携して、ダイレクトコーティング・テクノロジーやフィルムインサートモールディング・テクノロジーを使用して作成した。低VOCを実現し、ロジスティックのプロセスが簡潔化された結果、製造効率が向上している。
また、同社のポリカーボネートとフィルムを使用し、1.05mの長さの革新的なインフォテインメント用機能性ディスプレイを会場で展示する。
さらに、今回の展示会では、ポリウレタンフォームの特長を生かした制遮音対策技術や断熱材、新規開発品の植物由来のポリウレタン原料を使用した即時自己修復型ポリウレタン塗料、放熱性に優れた高機能複合材料なども紹介する。