積水化学工業は、日本IR協議会が主催する「IR優良企業賞2019」で「IR優良企業特別賞」を受賞した。同賞は、継続的にIRのレベルを高めている、業界のリーダーとしてIRに積極的である、個人投資家向けIRの評価が高いなど、活動内容に特徴の見られる企業を表彰するもの。
同社は、経営トップや事業責任者が投資家と戦略や課題について積極的に議論していること、IR部門責任者も自社の強みや製品市場の状況などを的確に把握し説明が合理的でわかりやすいこと、セグメントごとに業績変動要因情報を掲載するなど決算説明会資料も充実、フェア・ディスクロージャーへの意識が高い、ESG対応も説明会などで効果的に発信、などが評価された。
同社グループは「際立つ」加工技術をベースにプラスチック素材や医療関連、都市インフラからユニット住宅まで広範囲におよぶ事業群をグローバルに展開。これらの事業展開にあたっては、グループが持つ技術や強みを〝融合〟させ、ESG視点でSDGsを中心に世界の社会課題解決に貢献していく。また、適切で透明性の高い情報開示、丁寧な説明で経営戦略伝える一貫したIR活動を今後も継続していく考えだ。