コベストロジャパンはこのほど、ドイツ・コベストロが後援する国連環境計画の今年の「ヤング・チャンピオンズ・オブ・ザ・アース」賞に、7人の若者が選ばれたと発表した。
2回目となる今年は750人を超える応募者の中から、現代の喫緊の課題である環境問題に対して斬新なソリューションとなる、創造的・革新的で、インパクトの強いアイデアを提唱した18~30歳までの35人が、グローバル審査員により地域ファイナリストに選出された。
その中から選ばれた7つの受賞プロジェクトは、サンゴ養殖場やエンジニアリングを仕事にする女性から、ケミカルリサイクル技術やごみを材料にした楽器製作まで、幅広い課題に取り組んでいる。
各受賞者は、シード資金1万5000米ドルの他に、専門家によるメンタリングプログラム、ニーズに基づくトレーニング、ネットワークへのアクセス権が授与され、今後1年間、それぞれの計画実行に向けて支援を受けることができる。
コベストロのマーカス・スタイレマンCEOは「持続可能な発展のため、高機能材料を提供する世界大手メーカーの一つとして、国連環境計画とパートナーシップを組み、若いイノベーターの意欲を高め、地球の大きな課題に取り組んでいることを誇りに思う」と述べている。
受賞者は、国連とニューヨーク市の協力の下、クライメイト・グループが主催する「クライメイト・ウイークNYC」開催期間中の先月26日に、ニューヨークで行われた授賞式で公式に表彰され、同日には第73回国連総会も開催された。