東亞合成はこのほど、次亜塩素酸水溶液「アロンジアクリーン200」を開発し、今月1日から販売を開始した。
次亜塩素酸水溶液は、次亜塩素酸ソーダを希塩酸でpH調整したもの。除菌能力が高く、行政機関により新型コロナウイルス対策として消毒・除菌効果が確認されている。
「アロンジアクリーン200」についても、ヒトコロナウイルスの除菌効果をはじめ、赤カビや黒カビなどへの有効性、消臭効果や安全性(急性経口毒性、皮膚刺激性、目刺激性)を外部機関などで確認。また、経時変化に伴い有効塩素濃度が低下するものの、未開封で冷暗所に保管した場合、製造日から12カ月間は、厚生労働省・経済産業省・消費者庁が推奨する使用濃度(80㏙以上)を下回らないことも確認している。
東亞合成は、健康を守るための抗菌・抗ウイルス加工剤「ノバロン」や、上下水道の除菌に使われ、安全な水を提供するための「次亜塩素酸ソーダ」を含め、今後もSDGsの取り組みを積極的に進めていく考えだ。