半導体関連製品がけん引、下期も好調継続を想定
昭和電工は10日、2021年12月期第2四半期(1-6月期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.1倍の6934億円、営業利益476億円(同734億円増)、経常利益502億円(同934億円増)、純損失134億円(同412億円改善)となった。
オンラインによる決算会見の中で森川宏平社長は、「中国と米国が世界経済をけん引した。半導体市場が活況を呈したことに加え、石油化学の主要製品の販売価格上昇などにより増収増益となった。特別損失(約400億円)を計上したが純損失は改善している」と総括した。