ダウ・アグロサイエンス日本はこのほど、「ゾーベック」(一般名:オキサチアピプロリン)を有効成分とする2つの園芸用殺菌剤を販売開始した。新製品は「ゾーベック・エンカンティア」と「ゾーベック・エニベル」。
米国デュポン社が開発した同製品の有効成分ゾーベックは、疫病菌やべと病菌に対して有効作用を持つ。新製品は、作用性の異なる成分からなる混合剤で、耐性菌の発達リスクを抑えるとともに、従来品「ゾーベック・エニケード」の防除効果はそのまま保たれている。また、浸透移行性や耐雨性に優れ、病原菌の生活環の全ステージにわたりこれらの作用をもたらす。
登録作物は、ゾーベック エンカンティアがばれいしょ・レタス・ハクサイ、ゾーベック・エニベルがトマト・きゅうり・ブドウ。