太陽石油は9日、2022年3月期決算(第85期決算)を発表した。売上高は前年比1591億円増の6167億円、営業利益124億円増の500億円、経常利益124億円増の498億円、純利益34億円増の294億円となった。なお、在庫影響除く経常利益は17億円増の121億円だった。
昨年度は、コロナ禍の影響で延期した中規模整備工事を四国事業所で実施。その影響で販売量は前年並みとなったが、原油価格上昇に伴い製品販売価格が上昇したことから増収となった。損益は、期中の原油価格上昇による在庫評価益の発生や、石油化学製品の市況改善などにより、各利益項目で大幅増益となっている。