KHネオケム 各種化学品を値上げ、コスト上昇に対応

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2022年9月27日

 KHネオケムは26日、各種化学品について、10月1日納入分から値上げすると発表した。

 対象製品と改定幅は、ブタノール、イソブタノール、オクタノール、オキソコール900、ノナノール、デカノール、トリデカノール、ブチルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、酢酸ブチル(‐P、‐S)、酢酸イソブチル、キョーワノールM、アセトン(‐P)、メチルイソブチルケトン(MIBK)、ジイソブチルケトン(DIBK)、ダイアセトンアルコール、ブチセル、ブチセノール20(‐P、‐S)、ブチセノール30、PM(‐P)、PMA(‐P)、オクチル酸、キョーワノイック‐N(イソノナン酸)、キョーワゾールC‐800、キョーワゾールC‐900が「15円/kg以上(荷姿品25円/kg以上)」、1,3ブチレングリコール(‐P)、ブチセルアセテート、ブチセノール20アセテートが「35円/kg以上(荷姿品45円/kg以上)」、オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール(BEPG)、キョーワジオールPD‐9、メチルアミルケトン(MAK、MAK‐S)が「80円/kg以上(荷姿品90円/kg以上)」、ダイアセトンアクリルアマイド(DAAM)が「100円/kg以上」となっている。

 なお、これら以外の少量販売品目も個別に値上げを実施する予定。昨今のエネルギー価格急騰に伴い、生産にかかる電気・蒸気などの用役費に加え、鋼材価格や物流保管費などが上昇している。同社は、こうした急激な原燃料価格の上昇を自助努力で吸収するのは限界を超えていることから、国内安定供給を維持・確保するために、価格改定が必要と判断した。