帝人フロンティアは、フランス・パリで今月14日まで開催中のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン」に出展している。
世界最大規模を誇る同展示会は年2回開催されており、今回は57カ国から1964社が出展。期間中に約6万人の来場者が見込まれている。
同社として8回目の出展となる今回は「ソロテックス」「デルタピーク」の両シリーズを中心とした素材群を展示。あわせて展示会テーマ「軽快さと快適性」に沿った春夏向けファッション素材を紹介している。
ソロテックスはバネ状の分子構造をもつポリトリメチレンテレフタレート(PTT)繊維で、ストレッチ性・形態回復性・発色性などに優れる。植物由来成分を含むため、環境負荷を抑えたエコフレンドリーな素材としても提案する。
デルタピークは物性・機能・品位の高次元融合を実現した次世代型ファブリックで、グローバルスポーツアパレルなどに幅広く採用されている。
見本市ではアスレジャーからカジュアルまで、ライフスタイルに合わせた多種多様なパフォーマンスファッション素材としてアピールする。
同社は出展を機に、欧州を中心とする新規顧客の開拓や素材の認知度向上を図り、テイジンブランドの存在感を高めていく。