三井化学は12日、新潟県三条市に「デザイン&ソリューションセンター」を開設したと発表した。敷地面積は2700㎡。同社グループの保有する設計、解析、成形、試作、評価などの開発機能を兼ね備えた新拠点で、グループ間のシナジー発現と、ものづくりの加速化を図る。
主に、同社が強化を進めるモビリティ、ヘルスケア、フード&パッケージングの成長3領域への活用を想定。モビリティで言えば、同施設にある「恒温恒湿槽」を使い、車輌状態(まるごと1台)での評価が可能になった。
三井化学グループは、顧客へのトータルソリューション提案力を強化し、新たな顧客価値を創出していく考えだ。