デンカの3月期連結決算は、売上高が前期比4%増の4131億円、営業利益は同2%増の342億円、経常利益は同4%増の328億円、当期純利益は同9%増の250億円となった。売上高が4000億円を超えるのは初めて。
利益面もスチレンモノマーの定期修繕、ヘルスケア分野などで将来に向けた先行投資による費用負担が増加したが、販売数量の増加と交易条件の改善などにより、営業利益・経常利益・当期純利益ともに、2期連続で過去最高益を更新した。
山本学社長は「営業利益は期初予想には届かなかったが、スペシャリティは