三菱ケミカルホールディングスは15日、都内で記者懇談会を開催した。

冒頭のあいさつで越智仁社長は、「日経平均が2万円を切る中、新年がスタートしたのは意外だった。経済3団体(経団連・日商・経済同友会)からも話が出ていたが、トランプ大統領の影響もありなかなか先が見通せない状況にある」との懸念を示した。
ただ、「こういう時代が来ることは解っていたのではないか。
2019年1月17日
2019年1月17日
2019年1月16日
2019年1月16日
[宇部興産・人事](1月1日)【化学カンパニー】▽化学品質保証部品質保証統括グループリーダー星野健治▽同部機能品品質保証グループリーダー沖原英明▽同部化学品品質保証グループリーダー白波瀬一夫▽同部千葉品質保証グループリーダー黒岩俊明▽同部堺品質保証グループリーダー村田知彦▽同部ナイロン品質保証グループリーダー浦田嘉浩▽化学生産本部宇部藤曲工場環境安全グループリーダー中村剛▽同本部宇部ケミカル工場機能品製造部機能品製造第一グループリーダー野口英貴【建設資材カンパニー】▽生産・技術本部伊佐セメント工場環境安全室長細川朋久▽技術開発研究所企画管理部長、総務管理グループリーダー河村浩幸【本社部門】▽リスク管理部長高橋征一。
2019年1月16日
2019年1月16日
東洋紡は今月16~18日に東京ビッグサイトで開催される「第5回ウェアラブルEXPO」に出展(ブース番号:W16‐16)し、ウェアラブルデバイス用のフィルム状導電素材「COCOMI(ココミ)」をさまざまな活用例とともに紹介する。同展示会は、ウェアラブル端末の活用と技術の総合展。5回目となる今回は、初出展の70社を含む計170社が出展する。
同社が出展する「COCOMI」は、ウェアラブルデバイス用の電極・配線材向けのフィルム状導電素材。薄く、伸縮性に優れるため、体の動きに追随できるほか、電極と配線が継ぎ目なく一体化しており、自然な着心地のウェアラブルデバイスを実現する。また、同素材を使用した配線は電気抵抗値が低くいため精度の高い生体情報の収集が可能だ。
主な展示内容は、①「COCOMI」を使用した電極・配線パターンのサンプル②ワーキングやホームテキスタイル、カジュアル、スポーツなど、さまざまなシーンに対応するスマートテキスタイル製品③「COCOMI」を使用した「スマートセンシングウェア」ができるまでの工程や中間材料など。ウェアを着用した説明員が、生体情報をリアルタイムで計測できる様子などを実演する。
なお、同社は文部科学省の「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)拠点」事業の「運動の生活カルチャー化により活力ある未来をつくるアクティブ・フォー・オール拠点」(中核拠点:立命館大学)に参画。スマートウェア技術などを活用して、健康寿命を延ばす取り組みを行っている。「COCOMI」の技術の一部を提供するとともに、得られた知見の一部を同技術開発にフィードバックしている。
2019年1月16日
三井化学は、今月16~18日に東京ビッグサイト(西2ホール)で開催される「第5回ウェアラブルEXPO」に眼鏡レンズ材料などを出展する。
同展示会は、最新のウェアラブル端末から、活用ソリューション、AR/VR技術、最新ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関するあらゆるアイテムが一堂に会す展示会。
同社は、ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えられる次世代アイウェア「タッチフォーカス」のホワイトフレームを初公開するほか、眼鏡レンズ材料の「サンセンサーズ」「UV+420cut」「ネオコントラスト」、圧電ライン「ピエゾラ」、温度によって質感が変わり、特に体温付近で軟化する素材「アブソートマー」、光学接着剤原材料、光弾性ポリウレタンを紹介する。ブース番号はW14‐16。
また、同展示会の2日目(17日)には、同社研究開発本部長の福田伸常務執行役員が「素材を創る三井化学だからこそ描ける未来がある」をテーマに、ウェアラブル素材開発などについて特別講演を行う。
講演会場は、展示会場の東京ビッグサイトから徒歩七分程度にある東京ファッションタウンビル(TFTビル)の西館2階TFTホール。開催時間は12時35分~13時15分。入場は無料だが事前登録が必要となっている。
2019年1月16日
ユニチカは、高い性能要求・熱マネジメントに適用可能な放熱ポリアミド(PA)樹脂製品群を開発した。同製品群は、ベース樹脂および熱伝導率の選択幅が広く、熱伝導率と物性のバランスに優れることからさまざまな提案が可能。LED部材やモーター部材などの自動車分野や、電子・電気分野の熱マネジメントへの貢献を見込んでいる。
近年、環境意識の高まりに伴い、世界的な排出ガスの削減ニーズが高まる中、自動車のEV化が急速に進んでいる。車載スペースが限られていることから、モーターの小型化はますます進む見込みだが、放熱空間の減少といった問題をもたらすため、新しい熱マネジメントが必要になる。一方では、燃費向上の観点から金属を樹脂に代替する軽量化も重要な課題で、軽量化を実現しつつ熱マネジメントを行うため、高い熱伝導率を有する樹脂製品の要求が高まってきている。
同社はこうした要望の多様化に応じるため、これまで培った配合技術と幅広いPA樹脂のラインアップを活用し、さまざまな性能要求および熱マネジメントに適用可能な放熱PA樹脂を開発。ベース樹脂に放熱フィラーを配合することで熱伝導率を付与しており、ベース樹脂がもつ本来の特徴は損なわずに高い熱伝導率を発現する。
独自の配合技術により放熱樹脂で課題となることが多い流動性を大幅に改善したことで、一般的な射出成形機で成形が可能となった。また、ベース樹脂はPA6樹脂、PA66樹脂、高耐熱PA「Xecot」などの多くの種類から適宜選択できるため、さまざまな耐熱ニーズに対応。さらに、導電タイプと絶縁タイプに分かれているため、さまざまな環境下においても、幅広い熱伝導率、耐熱性の選択ができる。
今後の展開として、LED部材やモーター部材を中心としたアプリケーションに製品開発・用途開発を積極的に進め、放熱PA樹脂の採用拡大を目指していく。
なお、同製品は「第11回オートモーティブワールド ~第9回クルマの軽量化技術展」(16~18日:東京ビッグサイト)に出展される。
2019年1月16日
デンカは15日、100%子会社シー・アール・ケイ(CRK社:群馬県高崎市)の社名を、今年4月1日付で「デンカエラストリューション」に変更すると発表した。
CRK社は、各種ゴムのコンパウンドのほか、耐火材や防水・止水材など、ニッチで付加価値の高い製品の開発・製造・販売を行い、さまざまな市場ニーズを蓄積するとともに、豊富な製品開発のノウハウを保有している。デンカは昨年2月、CRK社への出資比率を53%から100%に引き上げ、同社を完全子会社化した。
今回の変更は、CRK社がデンカの完全子会社として新たな一歩を踏み出すにあたり、エラストマー素材を中心に、顧客の課題を解決するソリューション型企業に生まれ変わる決意を明確にするもの。
デンカは、新経営計画「Denka Value‐Up」での成長戦略の一つである「基盤事業のスペシャリティー化」方針に基づき、同社の素材開発と子会社デンカエラストリューションの製品開発のシナジー効果を高め、社会の進歩と人々の生活を力強く支えていく方針だ。
2019年1月16日
ダイセルは15日、米グループ企業であるChiralChiral (CTI社:ペンシルベニア州)が、米国のゲノミクス企業・Arbor Biosciences社(ミシガン州)を1月7日付で買収したと発表した。
Arbor Biosciences社は、合成DNAなどの核酸製品の販売や、核酸配列データなどの解析サービスを行う。近年注目を集めているゲノム編集や次世代シークエンス解析など、ゲノミクス研究に必要な知識と技術を網羅的に保有し、多くの顧客に製品やサービスを提供している。特にバイオ技術をベースとした農林水産関連市場であるアグリバイオ市場やその研究市場では、確固たる地位を築いている。
ダイセルのCPIカンパニーは、医薬品などの研究開発と生産のためのキラル分離事業をグローバルに展開。2017年度から3カ年の中期経営計画「3D‐Ⅲ」では、昨今のライフサイエンス領域の環境変化に伴い、キラル事業のリーディングポジションの維持に加え、新規領域でのソリューション提供の拡大を掲げている。CTI社はこの戦略の中で、ゲノミクス分野の事業拡大を担っている。
ダイセルは、今回の買収により、今後大きく成長が見込まれるゲノミクス分野での事業プラットフォームを獲得し、食品や環境、健康医療分野でも、より幅広いソリューションの提供を目指す考えだ。