NEDO フロー合成と金属3Dプリンタで革新技術の開発に着手

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2019年2月18日

 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術戦略研究センター(TSC)はこのほど、「機能性化学品製造プロセス」「金属積層造形プロセス」の2つの技術分野について、最新動向や課題、市場予測をまとめた「TSC Foresight」レポートを公表した。

 TSCでは、国として産業を守り立てていくために、優先度の高い技術分野の見極めを行い、産業振興を図る技術戦略を策定。その進捗状況や調査結果は、年3回のレポートとセミナーで公開している。

 発表に合わせて開催された記者説明会の冒頭で、TSCの川合知二センター長は

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東洋紡 欧ベンチャー支援で事業拡大を目指しファンドに参加

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2019年2月18日

 東洋紡はこのほど、欧州独立系運用会社のカプリコーン・ベンチャー・パートナーズ(ベルギー、ルーヴェン市)が運用するベンチャーファンドに参加したと発表した。今後は、同ファンド投資委員会のオブザーバーとして、ベンチャー企業の支援を行うとともに、ファンドを通じて得られる新技術や新事業の情報を活用し、持続可能な化学分野での事業拡大に注力していく考えだ。

 同ファンドは、カプリコーン・サステナブル・ケミストリー・ファンド(CSCF)。「持続可能な化学」の考えに基づき、特に機能材・食品・飼料・繊維・燃料などの分野で成長企業に投資を行っており、昨年12月に締め切られた2次募集で8650万ユーロの資本金を確定した。背景には、近年の環境問題への先進的な取り組みで、欧州が主導する国際的な潮流がある。

 東洋紡は、同地域に基盤をもつファンドに参加することで、将来的な事業成長拡大に資する情報や投資機会を得る意義は、非常に大きいとしている。また、CSCFの投資方針は、同社の志向する事業分野に適合性が高いこともその理由。同ファンドの経営陣は化学・生化学などの事業経験者を中心に構成されているなど、同社の目的に合った投資ファンドであると判断し、今回の参加を決めた。

 なお、「持続可能な化学」とは、経済協力開発機構(OECD)の定義によれば、「化学製品およびサービスに対する人間のニーズを満たすために、天然資源が使用される効率を改善することを目的とした科学的概念であり、効率的・効果的なプロセスの設計、および安全で環境に優しい化学製品の製造・使用を含む」とされている。

三井化学 アニュアルリポートが準グランプリを受賞

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2019年2月18日

 三井化学はこのほど、日本経済新聞社による「日経アニュアルリポートアウォード2018」で、準グランプリを受賞したと発表した。2016年度の優秀賞、2017年度の特別賞に続く受賞となった。

 受賞理由として、率直で要点が明確なCEOメッセージが、報告書全体のサマリーになっていること、経済・社会・環境の三軸経営による企業価値創造プロセスの開示も、独自のKPIによる見える化で説得力があること、ボードメンバー全員の笑顔の集合写真が好印象であることが挙げられている。

 同アウォードは、日本企業が発行するアニュアルリポートのさらなる充実と普及を目的として、1998年から毎年開催されている。現役のファンドマネージャーやアナリストらが、多岐にわたる審査基準により審査を行い、特に優れたレポートを表彰する。21回目となる2018年度は、112社が参加し、その中からグランプリ1社、準グランプリ3社、特別賞2社、優秀賞15社が選出された。

 三井化学のリポートでは、株主・投資家をはじめとするステークホルダーに、同社グループの事業活動を通じた社会課題解決に対する取り組みを、経済・環境・社会の3軸の面から指標を交えて紹介している。中長期的な価値創造への理解を深めてもらうとともに、「質の高い対話」のプラットホームとなる報告を目指している。

 同社では、今後もより一層、株主・投資家の理解と信頼を得られるよう、積極的な情報開示と対話を重視し、IR活動の取り組みを強化していく。

 

ダウ 「パッケージング イノベーション賞」の応募を開始

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2019年2月18日

 ダウは15日、2019年度パッケージング イノベーション賞の応募を開始したと発表した。同社のホームページ(Dow Packaging Innovation Awards website)を通じて、3月29日まで応募を受け付けており、日本語での対応も可能となっている。

 この賞は、30年以上前に米国デュポン社により設立された世界的に認められた包装関連の国際的な賞であり、ダウが引き継いでから開催されるのは今回で2度目。同賞は、業界における最も古い歴史のある賞であり、第三者による審査が行われる。

 これまでと同様に、同社は世界中より、設計、エンジニアリング、リテール、Eコマース、コンバーターおよび学会における幅広い分野の独立した専門家による審査委員会を設立。昨年度のプログラムにおいては、30カ国以上から200を超える応募があり、その中から9件のダイヤモンド賞最終候補、8件の金賞、11件の銀賞が選ばれた。ダイヤモンド賞最終候補から、省エネおよびユーザー体験の向上が評価されて、プロクター&ギャンブル社の「エアロフレックス リキッド パッケージング技術」がダイヤモンド大賞に選ばれている。

 なお同プログラムへの参加費用はかからず、また、応募対象製品にダウまたはデュポンの関連材料が使われている必要もない。2015年以降、1年以上にわたり上市されている製品が応募条件だが、詳細はホームページ(英文)を参照(日本語での問い合わせ先は、03‐5460‐2353まで)。

昭和電工 新中計スタートで長期的な成長目指す

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2019年2月18日

 昭和電工は、今年度から新中期経営計画「The TOP 2021」(2019~2021年度)がスタート。前中計で高めた「稼ぐ力」を基盤に、新中計では長期的な事業成長へと大きく舵を切る方針だ。前中計では石油化学と無機セグメントが市況高騰を背景に想定以上の収益を稼いだことに加え、他の3セグメント(化学品、エレクトロニクス、アルミニウム)も計画通り収益力がアップするなど、大幅に最終年度の目標を上回る着地となった。

 14日の決算会見において森川宏平社長は「2018年度の業績は、利益項目全て2年連続で過去最高益を更新した。今年度は経営環境が厳しくなると想定されるが、

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宇部興産 人事(4月1日)

2019年2月15日

[宇部興産・人事](4月1日)【建設資材カンパニー】▽生産・技術本部苅田セメント工場長藤本昌樹【本社部門】▽経営企画部長高橋慎弥▽経理部長竹下賢二。

 

 

太陽石油 役員人事(3月31日)

2019年2月15日

[太陽石油・役員人事](3月31日)▽退任(常務執行役員)諸原浩▽同太田武之▽執行役員石井隆志▽同磯村尚史(4月1日)▽専務執行役員総務部、環境安全部管掌、法務・審査部担当松木徹▽同役員需給部、直需事業開発部管掌、販売統括部、ソラトSS 推進部、支店担当吉井伸吾▽常務執行役員国際営業部、新規事業室担当坂本光一郎▽同役員財務部、経営企画部、人財育成部管掌、人事部担当荻野淳▽同役員化学品部、システム部担当磯岡一郎▽同役員四国事業所長、山口事業所管掌小笠原安幸▽執行役員総務部、財務部担当中山信二▽同役員南西石油社長佐々木輝明▽同役員製造技術部管掌、環境安全部担当加藤庸之▽同役員経営企画部、製造技術部担当(製造技術部長)松浦孝寿▽同役員山口事業所長(総務、生産技術部長)公文英雄▽同役員需給部、直需事業開発部担当(直需事業開発部長)日野晋吾▽同役員人財育成部担当(人事部長)村上幹夫(6月開催の定時株主総会)▽取締役吉井伸吾▽監査役小川清文▽退任(取締役)諸原浩▽同(監査役)黒岩富士夫。

東海カーボン 人事(3月28日)

2019年2月15日

[東海カーボン・人事](3月28日)▽取締役執行役員技術本部長山口勝之▽同役員(TCCB Genpar LLC ディレクター)山本俊二▽取締役副社長執行役員社長補佐、経営企画室管掌室伏信幸▽退任(取締役常務執行役員財務経理部・情報システム室管掌)常勤監査役細谷正直▽監査役(社外監査役)窪田健一▽退任(監査役)寒川恒久▽同(監査役(社外監査役))浅川幸久▽執行役員電極事業部生産技術部長片岡和人▽同役員知多研究所長三浦光治▽同役員電極事業部長榎谷謙士▽同役員(Thai Tokai Carbon Product Co.,Ltd.取締役マネージングディレクター)増田浩文▽同役員財務経理部・情報システム室管掌松原和彦。

 

昭光通商 12月期決算(14日)

2019年2月15日

[昭光通商/12月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高130,502(5.0%)、営業利益1,882(19.1%)、経常利益2,060(4.8%)、純利益1,527(▲28.3%)。

DIC 12月期決算(14日)

2019年2月15日

[DIC/12月期決算](14日)単位100万円、カッコ内は対前期増減率。▽連結=売上高805,498(2.0%)、営業利益48,385(▲14.3%)、経常利益48,702(▲14.5%)、純利益32,028(▲17.0%)。