出光興産 経営統合後初の中期経営計画を発表

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2019年11月18日

営業利益と持分で22年度に2600億円へ

 出光興産は昭和シェル石油との経営統合後初となる、新中期経営計画(2020-22年度)の最終年度の数値目標として、営業利益プラス持分法投資利益2600億円を掲げた。

 統合シナジーの最大化やベトナム・ニソン製油所の収益改善、潤滑油・機能化学品事業などの領域拡大、海外再エネ電源開発の拡大などにより、今年度の通期見通しに対し、920億円上積みする。

 14日に開催した説明会で木藤俊一社長は「今回の中計策定に当たっては、まず

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宇部興産 新中計始動、積極拡大事業に経営資源を投入

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2019年5月23日

 宇部興産は22日、新中期経営計画「Vision UBE 2025‐Prime Phase‐」(2019~2021年度)を発表。新中計は、2025年のありたい姿「すべてのステークホルダーに価値を創出し続ける企業」を実現するため、長期的視野に基づく成長を意識した3年間の行動計画となる。

泉原社長
泉原社長

 同日、都内において記者説明会を開催。今年4月に社長に就任した泉原雅人社長は、前中計を振り返り、「事業環境に恵まれたこともあり、3カ年トータルでは計画を上回ることができた」と総括した。今後の課題については、

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昭和電工 新中計スタートで長期的な成長目指す

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2019年2月18日

 昭和電工は、今年度から新中期経営計画「The TOP 2021」(2019~2021年度)がスタート。前中計で高めた「稼ぐ力」を基盤に、新中計では長期的な事業成長へと大きく舵を切る方針だ。前中計では石油化学と無機セグメントが市況高騰を背景に想定以上の収益を稼いだことに加え、他の3セグメント(化学品、エレクトロニクス、アルミニウム)も計画通り収益力がアップするなど、大幅に最終年度の目標を上回る着地となった。

 14日の決算会見において森川宏平社長は「2018年度の業績は、利益項目全て2年連続で過去最高益を更新した。今年度は経営環境が厳しくなると想定されるが、

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