東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成

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2021年8月4日

 東ソーは3日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比29%増の2012億円、営業利益301億円(同311億円増)、経常利益321億円(同326億円増)、純利益217億円(同237億円増)と大幅な増収増益となった。オンラインによる決算会見の中で、米澤啓上席執行役員は「ウレタン原料の市況が “東ソーの4-6月期 第1四半期として過去最高益を達成” の続きを読む

昭和電工 通期業績予想を修正、特損計上で純利益は減少

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2021年8月4日

 昭和電工は3日、連結業績予想の修正および特別損失の計上を発表した。通期業績予想については、売上高1兆4000億円(前回予想比550億円増)、営業利益850億円(同170億円増)、経常利益820億円(同180億円増)、純損失250億円(同110億円減)に修正。

 売上高では、石油化学セグメントはナフサ価格の上昇を背景に主要製品価格が想定を上回り、無機セグメントは黒鉛電極が需給タイトな状況を受け販売数量が増加、昭和電工マテリアルズ(SDMC)セグメントは半導体関連事業において需給タイトな状況が年後半も継続し、それぞれ増収となる見通し。営業利益および経常利益は、第2四半期累計期間(1-6月期)を中心にその他セグメント以外の全セグメントで増益となる。

 一方、純利益については、特別損失の計上もあり減益を見込む。第2四半期累計期間に、アルミニウムセグメント2事業の譲渡損失25億円を見込み、SDMCセグメントのモビリティ事業における固定資産の減損損失35億円を計上する。また下期(7~12月)に特別損失としてSDMCセグメントにおいて150億円程度の追加の事業構造改善費用の計上を想定している。

JSRの4-6月期 全セグメントが販売拡大で増収増益

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2021年8月3日

 JSRは2日、2022年3月期第1四半期(4-6月期)連結業績を発表した。売上収益は前年同期比22%増の823億円、コア営業利益57%増の126億円、営業利益39%増の111億円、純利益7・2倍の82億円となった。なお、ENEOSへの譲渡を発表したエラストマー事業については、当期から非継続事業に分類しており、純利益のみに計上している。

 同日開催されたオンライン決算会見の中で、宮崎秀樹取締役常務執行役員は、「各事業セグメントが良好な事業環境の下、 “JSRの4-6月期 全セグメントが販売拡大で増収増益” の続きを読む

日本ゼオン 人事(1日)

2021年8月3日

[日本ゼオン・人事](1日)▽高機能樹脂事業部長兼ゼオンオプトバイオラボ社長、執行役員小西裕一郎▽電子材料事業推進部長兼台灣瑞翁股?有限公司董事長倉島義博▽総合開発センター加工品開発研究所長大西和幸▽同センター管理部長岸本琢治。

旭化成 スパンデックスを構造改革、独拠点の製販を停止

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2021年8月3日

 旭化成は2日、スパンデックスポリウレタン弾性繊維事業において、ドイツの製造子会社「旭化成スパンデックスヨーロッパ」(ノルトラインヴェストファーレン州ドルマーゲン市)における製造・販売を停止し、欧州の統括拠点「旭化成ヨーロッパ」(同州デュッセルドルフ市)にて輸入販売を開始するなどの構造改革を進めることを決定したと発表した。

 同社は、原料一貫製造と優れた独自技術を強みとするプレミアムストレッチファイバー「ロイカ」ブランドをもち、日本、台湾、中国、タイ、ドイツの世界5拠点で同事業を展開。今回の構造改革では、同事業のさらなる体質強化、効率化を図る目的で、グローバル戦略を見直し、製造・販売体制の最適化を進める。その一環として、コスト高および欧州市場での競争激化により将来の収益性を見込むことが難しい「旭化成スパンデックスヨーロッパ」における製造販売を、2022年3月をめどに停止することを決定した。

 一方、同事業にとって欧州はファッション、サステナビリティにおけるトレンド発信地として引き続き重要なマーケットと位置づけており、今後は同社の欧州統括拠点「旭化成ヨーロッパ」において、他拠点で生産した製品の販売、テクニカルサービス、マーケティング活動を継続する。旭化成は引き続き、高品質・高機能・サステナブルな「ロイカ」の製造メーカーとして、生産の高度化と開発・営業面での連携をさらに強化し、マーケット、顧客へ新たな価値を提供し続けていく。

ENEOS 人事(9月1日)

2021年8月3日

[ENEOS・人事](9月1日)▽水素事業推進部水素サプライチェーン技術グループマネージャー板倉大輔。

クラレ 人事(1日)

2021年8月2日

[クラレ・人事](1日)▽岡山事業所ポバール・エバール生産・技術開発部次長兼ビニルアセテート樹脂カンパニー生産技術統括本部エバールプロジェクト推進チームリーダー(岡山駐在)船越淳二▽出向Kuraray America,Inc.坪井俊雄。