[クラレ・人事](16日)▽経営企画室主管植垣文雄▽同室IR・広報部長滝沢慎一。
2021年5月20日
2021年5月20日
2021年5月20日
2021年5月19日
DSMはこのほど、様々な業界をリードするパートナーと、新しい産業間の連合「CirculariTeam」を発足した。この産業連合では、各業界で再生可能なバイオベースおよびリサイクルベース資源への移行推進を目指している。
CirculariTeamは、世界最強の繊維「ダイニーマ」の資源循環の完結を目指し、知見、リソース、および技術的ソリューションを共有する共通のプラットフォームを提供する。業界横断的な連合体制は、「ダイニーマ」を使用している企業で構成され、それぞれの業界において、再生可能なバイオおよびリサイクルベースの資源への移行に取り組む。これは、循環型の経済を可能にし、材料の価値を損なうことなく可能な限り長期にわたって維持するという、DSMのビジョン、使命に沿うもの。
CirculariTeamは、リバースロジスティクス、リサイクルやリユースソリューション、生産効率の改善(廃棄物削減を含む)、廃棄物の各素材への分離・分別、循環性のための設計、関連法規、および情報共有、といった主に7つのテーマに注力する。参加企業は、すでにこれらのテーマに関して協力を開始しており、今年末までに使用済み廃棄物から、新しい「ダイニーマ」繊維を製造する技術的な実現可能性の実証を目指している。
今後数年間、CirculariTeamは、目標を評価しつつ、定期的なサミットと継続的なコミュニケーションにより、その進捗を検証していく予定だ。
2021年5月19日
ランクセスはこのほど、2020年度事業報告と2021年度事業活動に関する記者説明会を開き、張谷廷河社長がグローバルと日本での活動を説明した。
ランクセスは世界33カ国で事業展開するドイツの特殊化学品メーカーで、昨年度の売上高は前年比10%減の61億ユーロ、EBITDAは同15%減の9億ユーロ。バランスのとれたポートフォリオでコロナ影響は比較的少なかったとしている。
ポートフォリオ改善のため昨年はカレンタ社と逆浸透膜、クロム化学品、有機皮革用化学品の各事業を売却する一方、今年はIntace社(特殊抗菌剤)、テセオ社(畜産向け消毒・衛生)、エメラルド・カラマ・ケミカル社(消費者商品用特殊化学品)の買収でコンシューマープロテクション部門を強化した。もう1つの成長分野を
2021年5月19日
2021年5月19日
[JSR・人事](6月17日)▽解兼生産・技術品質保証環境安全担当日本ブチル社長、取締役専務執行役員人材開発ダイバーシティ推進担当川崎弘一▽取締役ロバートヘイル▽監査役甲斐順子▽退任(監査役)森脇純夫▽日本ブチル社長、常務執行役員エラストマー事業統括平野勇人▽構造改革推進担当同部長、同役員井上勝也▽エッジコンピューティング事業担当、同役員デジタルソリューション事業統括JSR Micro Korea Co.,Ltd.代表理事須原忠浩▽コンプライアンス担当、上席執行役員法務総務秘書室担当法務部長土居誠▽生産・技術担当、同役員原料機材調達生産物流担当髙橋成治▽同役員経営企画(グループ企業統括含む)担当経営企画部長原弘一▽四日市工場副担当四日市副工場長兼デジタルソリューション事業DX企画推進部長、執行役員生産・技術副担当山近幹雄▽品質保証環境安全担当、同役員製品・品質保証部長髙橋純一▽コンプライアンス副担当同部長、同役員法務副担当立花市子▽事業創出担当JSR Active Innovation Fund合同会社職務執行者、執行役員研究開発担当(CTO)RDテクノロジー・デジタル変革センター長木村徹▽事業創出副担当、同役員社長室担当社長室長??本豊▽研究開発部長、同役員研究開発副担当(副CTO)四日市研究センター長德久博昭▽同役員デジタルトランスフォーメーション担当(CDO)グローバルDX推進部長ハッシュパクバズ▽同役員経理副担当財務副担当広報副担当、財務部長兼経理部長江本賢一▽プロフェッショナル、JSR North America Holdings,Inc.取締役副社長小林英一▽プロフェッショナルデジタルソリューション事業統括担当役員付水野陽一▽名誉会長小柴満信(6月30日)▽退任(プロフェッショナルJSRライフサイエンスベンチャーキャピタル合同会社職務執行者)神谷紀一郎。
2021年5月19日
2021年5月18日
2021年5月18日
ハイケムは17日、千葉県柏市に整備中の新研究所「ハイケム東京研究所」(鉄骨造3階建て)が今月31日に竣工すると発表した。現在、東葛テクノプラザと東大柏ベンチャープラザで行っている同社の研究開発機能を引き継ぐと同時に、延べ床面積を現在の7倍に拡大し、さらなる研究開発体制の強化を図る。

「ハイケム東京研究所」の主要テーマは「C1ケミカル」。炭素原子が1つのCOやCO2などから化学製品を合成するための触媒と製造プロセスの研究開発を担う。
同社が2009年から注力する「SEG技術」は、合成ガスを原料に非石油由来でポリエステル原料であるエチレングリコール(EG)を製造するもの。同技術に使用する触媒2種の性能改善やコストダウン検討をはじめ、今後工業化が期待できるエタノールや高級アルコールなどのC1ケミカル誘導品の製造に向け触媒開発への取り組みも加速させていく考えだ。
また、今回の東京研究所の機能強化により、①CO2を原料とする化学品製造についての研究開発の強化②生分解性材料の応用研究③セラミックバインダー「セランダー」の製造と品質管理などの新たな機能を追加する。
ハイケムは今年1月に「ニューセラミックスバインダー事業」を事業譲受し、自動車関連材料やスマートフォンなどの材料に使われるセラミックバインダー「セランダー」の製造販売を開始した。同製品は5G市場が本格的に立ち上がる中、その部材としても注目を集めており、中国市場への展開を加速。新しい研究所では来年から製造を開始するとともに、セラミックバインダー開発研究室も設け、国内外の旺盛な新規需要にも対応していく予定だ。
ハイケムは日中に3つの研究所をもち、約50人の研究員が在籍している。中国の南通研究所では、触媒工場の生産経験を生かし、東京研究所と協力してパイロット・スケールアップを行うほか、触媒の性能評価、触媒用途開発、プロセス技術改良への協力、有機合成なども担う。
また上海研究所では、プロセス設計やエンジニアリング、生産設備立ち上げ、プロセス技術改良など、工業化の重要な部分を担当している。3拠点での研究開発を通じ、基礎研究から実機レベルの技術検証まで、オールハイケムで産業化を実現していく。