デンカ 米当局のクロロプレンモノマー評価が査読に移行

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2020年8月19日

 デンカはこのほど、米・環境保護庁(EPA)が、米国子会社デンカ・パフォーマンス・エラストマー社(DPE)がEPAに提出したクロロプレンモノマーの健康への影響を研究する最先端の生理学的薬物動態(PBPK)モデルに基づく評価手法に関し、査読プロセスに進む旨を公表したと発表した。同モデルが採用されれば、2010年の統合リスク情報システムで策定された毒性評価に抜本的な変更が加えられる可能性がある。

 2015年の国家大気有害物質評価(NATA)の中でEPAは、この毒性評価に基づき、歴史的に見てDPEの工場(ルイジアナ州ラプラス)から排出されるクロロプレンモノマーが近隣住民の健康リスクを生じさせていると指摘。同工場は、1969年以来デュポン社が操業してきたもので、2015年にDPEが取得した。

 DPEは同モデルを2019年にEPAに提出し評価されてきたが、現在EPAは査読プロセスの第1段階にあたるパブリックコメントを募集している。2010年の毒性評価の見直しをDPEが働きかけてから、今回の査読プロセスへの移行に至るまで5年近くを要した。

 同モデルの評価結果は、有識者による疫学的研究あるいは州政府によりまとめられた近隣の健康データにも裏付けられており、同工場で勤務してきた1200人以上の従業員を含む、複数のクロロプレンモノマー製造工場の勤務者を対象とした外部専門家による疫学的研究や、ルイジアナ腫瘍統計局により実施された健康統計調査とも整合。これらは全て、約50年間操業している同工場の勤務者や近隣住民の健康リスクには影響がないことを示唆している。

 これに加え、DPEは自発的に3500万ドル(約40億円)以上を投資し排出量削減設備を導入したことにより、クロロプレンモノマーの排出量を85%削減した。引き続き、DPEは州および連邦規制当局と協力して、化学物質に関する最善の科学を追究するとともに、さらなる環境負荷低減に努めていく考えだ。

 

DICの1-6月期 コロナ影響による出荷減で減収減益

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2020年8月19日

 DICは11日、2020年度上期(1-6月期)の連結業績を発表した。売上高は前年同期比11%減の3437億円、営業利益3%減の178億円、経常利益18%減の156億円、純利益21%減の103億円となった。

 オンラインの決算会見の中で、古田修司執行役員・最高財務責任者は「4-6月期にコロナ影響を大きく受け、自動車関連や建設関連で出荷数量が大きく落ち込んだ。5月を底に回復傾向にはあるものの、減収減益となった」と総括した。

 セグメント別に見ると、パッケージング&グラフィックは売上高9%減の1901億円、営業利益9%増の87億円。欧米ではパッケージ用インキが引き続き堅調な出荷となり現地通貨ベースでは前年並みとなったが、 “DICの1-6月期 コロナ影響による出荷減で減収減益” の続きを読む

昭和電工 通期業績予想、利益項目は赤字を見込む

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2020年8月19日

森川社長「環境悪化への抵抗力を自助努力で向上」

 昭和電工は上期(1-6月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比31%減の3266億円、営業損失258億円(同1113億円減)となった。また、通期業績予想も、下期から日立化成を組み入れることで、売上高は前年度比6%増9600億円と増収になるが、営業損失300億円(同1508億円減)をはじめ各利益項目は赤字を見込む。

 オンラインによる決算説明会で森川宏平社長は、「鉄鋼生産縮小に伴う黒鉛電極事業の大幅減産やコロナ影響、ナフサ価格下落など特別要因に加え、日立化成統合関連の一時的な支出が重なり、上期決算と通期業績予想は厳しい内容だ」とし、

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ADEKA 4-6月期決算(12日)

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2020年8月18日

[ADEKA/4-6月期決算](12日)単位100万円、カッコ内は対前年同四半期増減率。▽連結=売上高67,849(▲3.3%)、営業利益5,046(12.3%)、経常利益4,512(6.7%)、純利益3,104(▲3.4%)。