積水化成品工業 人事(2月1日)

2020年1月29日

[積水化成品工業・人事](2月1日)▽監査室長中村卓宏▽事業調査室長千田隆▽コーポレート戦略本部財務経理部副部長大浦公一▽管理本部法務コンプライアンス部長藤原敬彦▽同本部人事総務部長奥野誠▽同本部研修部長西口満▽同本部事業サポート部長今林千恵子。

積水化成品工業 組織改正(2月1日)

2020年1月29日

[積水化成品工業/組織改正](2月1日)▽「監査室」を管理本部から独立する▽「新事業調査室」をコーポレート戦略本部から独立し「事業調査室」に改称▽「経理部」を管理本部からコーポレート戦略本部に移管し、「財務経理部」に改称▽管理本部「法務部」を「法務コンプライアンス部」に改称▽管理本部「人事部」を「人事総務部」に改称▽管理本部に「研修部」を新設▽管理本部「販売管理部」を「事業サポート部」に改称。

ロイヤルDSM CSKの買収が完了、乳製品市場への対応を強化

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2020年1月29日

 ロイヤルDSMはこのほど、乳製品専門のソリューションプロバイダーであるCSKの買収に関し、100%の権益取得が完了したと発表した。買収額は1億5000万ユーロ。

 DSMの乳製品事業とCSKを組み合わせることで、世界の酪農業界のニーズに応えるDSMの能力が大幅に強化され、急速に成長する乳製品カルチャーの市場に対応できるようになる。今回の買収については、昨年11月18日に発表し、12月30日に完了した。

 両社は、ともにオランダで創業し、食品・飲料市場にサービスを提供してきた長い歴史を持つ。CSKには1905年の創業から100年以上にわたり、オランダの伝統的なセミハードタイプチーズの文化を守り続けてきた実績がある。

 一方、DSMにとって昨年は、発酵・バイオテクノロジー分野が150年目を迎える節目の年となった。DSMはCSKを買収することにより、セミハードタイプチーズ、特にオランダの伝統的なゴーダチーズやエダムチーズなどの味、食感、バイオプリザベーションソリューションという相互補完が必要な分野で、製品ポートフォリオと活用ノウハウ、専門知識をさらに強化することができる。

 CSKの2018年の純売上高は6500万ユーロ。総社員数約180人で、そのうち150人はオランダを拠点としている。

日立化成 樹脂材料関連の3事業を連結子会社へ事業承継

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2020年1月29日

 日立化成はこのほど、フォーム事業、フェノール樹脂成形材料事業、複合材料事業について、日立化成で遂行してきた事業企画、営業などの機能を、会社分割により日立化成テクノサービスに承継すると発表した。なお、実施は4月1日を予定している。

 同社グループ樹脂材料事業の同3事業については、日立化成が、事業企画と営業などの機能を、日立化成テクノサービスが、開発と製造などを担い、両社で分業体制を取ってきた。しかし、機能別に運営会社が分かれていることにより、迅速な情報共有と意思決定という点で課題があった。

 そうした中、3事業の事業企画、営業などの機能を日立化成テクノサービスへ移管し、集約することで、こうした課題の解消を図る。今回の組織再編を通じ、事業運営の効率を高め、顧客の要望を反映したより良い製品・サービスの提供につなげていく考えだ。

日本触媒 有機ELフィルム光源で「光る輪島塗」を共同制作

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2020年1月29日

 日本触媒は28日、輪島キリモト(石川県輪島市)と共同で、紙より薄い「iOLEDフィルム光源」と、日本古来の伝統工芸技術である「螺鈿(らでん)」を掛け合わせた他に類のない光る輪島塗「余光(よこう)」を制作したと発表した。

iOLEDフィルム光源
iOLEDフィルム光源

 「iOLED フィルム光源」は、有機ELの長年の課題であった、大気中の酸素や水分による素子の劣化を日本触媒とNHKとの共同開発による材料および素子技術「iOLED技術」により克服し、厚さ0.07㎜と紙より薄く、高い柔軟性を実現している。

 昨年6月より、日本触媒と輪島キリモトは、アートディレクターの四尾龍郎氏とともに「iOLED」と輪島塗のコラボレーションを開始。今回、螺鈿が発光する「iOLED」×輪島塗盃「余光」が完成した。

発光する「余光(よこう)」
発光する「余光(よこう)」

 表面を薄くくり抜いた器に、貝殻薄片と「iOLEDフィルム光源」を貼り付け一体化したものをはめ込み、その表面に漆を一層塗りしている。漆を薄く何度も塗り重ねていくことで強く美しい塗膜を生み出すことが輪島塗の大きな特徴であり、螺鈿で扱う貝殻薄片もできるだけ薄いことが条件となるが、「iOLEDフィルム光源」が厚さ0.07㎜と紙よりも薄いため貝殻薄片との一体化が実現した。

 輪島キリモト8代目の桐本滉平氏は、「日本触媒の開発した「iOLED」という光源とのコラボレーションは、伝統工芸と最新テクノロジーの融合という前代未聞の挑戦だった。「iOLED」が限りなく薄いおかげで、薄い貝殻との一体化が可能となり、伝統的な技法でありながらも、自ら発光する新たな螺鈿の発明が実現した。完成した盃を見た時、手のひらの上に月を見たような感動を覚えた」とコメントしている。

 なお、共同制作した「iOLED」×輪島塗盃「余光」を、東京ビッグサイトで開催される「新機能性材料展2020」(1月29~31日)の同社ブースに展示する。

信越化学の4-12月期 塩ビ・化成品不調で営業減益

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2020年1月29日

 信越化学工業の2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比3%減の1兆1740億円、営業利益は同2%減の3187億円、経常利益は同微増の3302億円、四半期純利益は同2%増の2468億円となった。

 セグメント別では、塩ビ・化成品事業は売上高が同7%減の3728億円、営業利益は同15%減の772億円。米国のシンテック社は塩化ビニル・カセイソーダともに高水準の出荷を継続したが、市況の影響を受けた。欧州拠点も市況の影響を受けたものの、底堅い出荷を継続した。国内拠点は堅調に推移した。

 シリコン事業は売上高が同1%減の1721億円、営業利益は同3%増の470億円。機能製品を中心に拡販を進めたが、汎用製品の価格下落の影響を受けた。機能性化学品は売上高が同5%減の874億円、営業利益は同2%増の213億円。セルロース誘導体は医薬用製品が底堅く推移したが、建材用製品は一部顧客での販売が振るわなかった。フェロモン製品は堅調な出荷。ポバール製品は市況の影響を受けた。

 半導体シリコン事業は売上高が同4%増の2958億円、営業利益は同8%増の1121億円。半導体デバイス市場の調整局面の中、価格と出荷水準の維持に努めた。

 電子・機能材料事業は売上高が同3%減の1679億円、営業利益は同2%減の514億円。希土類磁石は産業機器向けが引き続き需要鈍化の影響を受けた。自動車向けも期後半から減速感が見られたが、環境対応車向けを中心に堅調な出荷を維持した。

 フォトレジスト製品はArFレジストやEUVレジストなど総じて好調に推移した。マスクブランクスは先端品を中心に販売を伸ばし好調。光ファイバー用プリフォームは、市況悪化の影響を受けて厳しい状況となった。

 加工・商事・技術サービス事業は売上高が同6%減の778億円、営業利益は同5%増の110億円。信越ポリマーの半導体ウエハー関連容器が、半導体デバイス市場関連投資の減速の影響を受けた。

 通期の連結業績予想は修正がなく、売上高が前期比3%減の1兆5500億円、営業利益は同微増の4050億円、経常利益は同1%増の4180億円、純利益は同2%増の3140億円を見込んでいる。

帝人 欧州に複合成形材料テクニカルセンターを設立

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2020年1月29日

企画から評価まで、自動車メーカーに一括提案

 帝人はドイツ・ブッパタール市のテイジン・カーボン・ヨーロッパ社の敷地内に、テクニカルセンター「テイジン・オートモーティブ・センター・ヨーロッパ(TACE)」を2月に設立する。欧州での自動車向け複合成形材料のデザイン・設計やプロトタイピングなどの機能を担う。

中石複合成形材料事業本部長
中石複合成形材料事業本部長

 28日に開催した記者会見で、中石昭夫・複合成形材料事業本部長は、環境負荷低減を目的に自動車のEV化が求められるなど、近未来のモビリティ像として「CASE」が示される中、TACEの設立により、同社の既存拠点とともに「CASE時代に呼応した顧客ニーズの深耕体制を欧州で確立する」との考えを示した。

 TACEではプロトタイピング/テクニカルセンターとして、デザイン・設計・試作・評価を行い、一括して自動車メーカーに提案する。また、将来的には欧州地域の技術・市場動向などの調査や、マーケティング機能も担う。さらに、

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三菱ケミカル 人事(4月1日)

2020年1月28日

[三菱ケミカル・人事](4月1日)▽東日本支社長、理事役横尾憲二▽同支社北海道エリア長、理事役石川裕子▽中部支社長、理事役大石和也▽西日本支社長、執行役員営業改革推進室長野澤佳隆▽同支社九州エリア長津田昌生▽ジェイフィルム嘱託山田幹人▽三菱ケミカルインフラテック社長福居雄一。