デンカ ウェアラブル汗パッチセンサ事業化、米社と協業

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2022年8月31日

 デンカは30日、ヘルスケア向けウェアラブルデバイスの開発を手掛ける米国Epicore Biosystems社(マサチューセッツ州ケンブリッジ)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。今後、両社でマーケティングを本格化し、日本・アジア市場向けにウェアラブル汗パッチセンサの開発を進めていく。

協業したEpicore Biosystems

 Epicore社は発汗量や発汗速度の他、汗に含まれる塩化ナトリウム濃度など、汗から人の生体情報を測定し、健康維持に必要な水分補給方法などの情報を提供する高度なウェアラブルセンサ技術を保有。専用のスマホアプリを通じて、測定結果を簡便に受け取ることができる。

 まず日本市場を対象に、

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財務省 7月の輸入ナフサ価格、CIF8万3600円/kl

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2022年8月31日

 財務省が30日に発表した貿易統計によると、7月の輸入ナフサ価格は888.41ドル/t、CIF8万3600円/kl(為替レート:136.1円/米ドル)となった。7月の輸入ナフサ価格はドルベースで前月比30.97ドル安と3ヵ月連続の下落となったものの、円ベースでは、円安が進行(同5.8円安)したことから、同200円高と2ヵ月ぶりに上昇に転じた。なお、

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三井化学 高機能エラストマー新設、シンガで年12万t

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2022年8月31日

 三井化学は30日、シンガポールの100%子会社、ミツイ・エラストマーズ・シンガポールのジュロン島内の工場に高機能エラストマー「タフマー」の新プラントを建設すると発表した。年産12万tの設備で、既存設備(22万5000t)と合わせた生産能力は、34万5000t(約53%増)に拡大。2024年度中の完工を予定する。

シンガポールの『タフマー』既存製造プラント

 「タフマー」は、

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アジア石化市況 誘導品の需要悪化でエチレン続落

2022年8月30日

芳香族も下落基調、原油安で反転の兆しが見えず

 アジア地域の7月第3週の石化市況では、エチレンは前週比50ドル安の875ドル/tでの取引となった。昨年6月以来、1年1ヵ月ぶりに900ドル台を割り込んでいる。中国市場ではポリエチレンをはじめとする誘導品需要が盛り上がりを欠く。ナフサとのスプレッドは

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三菱ガス化学 創立50周年、イノベーションセンター建設

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2022年8月30日

 三菱ガス化学はこのほど、創立50周年の記念事業として、東京都江東区木場にイノベーションセンター「MGC Commons」を建設すると発表した。2023年10月の稼働開始を予定している。

イノベーションセンター「MGC Commons」

 同社は、特色と存在感のある研究開発型企業として、数々のイノベーションを起こすことで成長し、2021年に創立50周年を迎えた。今後もさらに持続的に成長するため、企業理念「MGC Way」では、グループミッションに「社会と分かち合える価値の創造」を掲げている。

 同センターでは、

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UBE タイでPCDを増設、アジアの旺盛な需要に対応

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2022年8月30日

 UBEは29日、アジア圏での需要拡大に対応するため、タイの現地法人であるUBEファインケミカルズアジアにおいて、ポリウレタン原料のポリカーボネートジオール(PCD)のⅢ期製造設備の増強に着手したと発表した。2023年8月の稼働開始を予定。生産能力は現在の年産8000tから年産1万2000t規模に拡大する。

タイで稼働中ののPCD設備(Ⅰ期、Ⅱ期)

 UBEの主力製品の1つであるPCDは、

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ABS樹脂 7月の総出荷21%減、11ヵ月連続で減少

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2022年8月29日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、7月の総出荷量は前年同月比21%減の2万1700tとなり11ヵ月連続のマイナスとなった。国内出荷は同17%減の1万5800tと10ヵ月連続で前年を下回っている。

 用途別で見ると、

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カセイソーダ 6月の内需は3%増、輸出は大幅マイナス

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2022年8月29日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、6月のカセイソーダの内需は前年同月比2.7%増の26万3200tとなり、3ヵ月ぶりにプラスとなった。自家消費(同0.8%増)が微増となったことに加え、販売(同3.6%増)が3ヵ月ぶりにプラスに転じている。

 用途別で見ると、

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帝人フロンティア 廃棄衣料品をリサイクル、システムの構築で協業

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2022年8月29日

 帝人フロンティアはこのほど、ファイバーシーディーエム(F・CDM)と共同で、廃棄衣料品の回収、選別、再生原料化といったリサイクルシステムを構築する取り組みを開始すると発表した。

ファーバーシ―ディーエムのりんくう工場

 F・CDMが有する国内外の古着の回収ネットワーク、リユースおよびリサイクルのための選別技術と知見に、帝人フロンティアが長年培ってきたポリエステルのリサイクル技術を組み合わせ、廃棄衣料品から再生ポリエステル原料を作るリサイクルシステムの構築を目指す。

 国内では、

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DIC バイオマス可塑剤、米国農務省の認証を取得

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2022年8月29日

 DICはこのほど、バイオマス度100%のポリエステル系可塑剤「GLOBINEX(グロビネックス)W‐1810‐BIO」が、米国農務省(USDA)のバイオプリファードプログラムに基づくバイオベース製品認証を取得したと発表した。

バイオマス可塑剤が取得したUSDAバイオベース製品認証ラベル(バイオマス度100%)

 同プログラムは、

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