【夏季特集】東ソー代表取締役社長 山本寿宣氏

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2021年8月10日

新中計も基本方針を継続、CNへのコミットは現時点で困難

 ━コロナ禍で事業環境が大きく変わりました。

  コロナ禍によってデジタル化が加速したが、良い面と悪い面の両方が出てきている。例えば働き方では、在宅勤務が増えたことで通勤時間を有効活用できるようになった。しかし、昨年以降の新入社員は社内交流を深めることができておらず、企業文化の伝承が遅れる懸念がある。また顧客へのリモート営業も定着したが、値上げ交渉などは対面でなければ難しい。足元ではナフサなど原料価格が高騰しており、製品価格への転嫁を進めているが、

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【夏季特集】JSR代表取締役社長兼COO 川橋信夫氏

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2021年8月10日

成長事業であるDSとLSに注力、企業価値の向上に邁進

 ━足元の状況について。

  昨年はコロナ禍においても、デジタル化の進展により半導体を主とする電子材料は好調だった。今年度に入ってからも、さらにデジタルソリューション(DS)事業の市場は向上しており、昨年を上回ることが予想されている。当社もこの好況をしっかり捉え、シェア拡大に注力していく。またライフサイエンス(LS)事業についても、当社のバイオ医薬品のCDMO(開発・製造受託)のパイプラインは拡大しており、今後も堅調に伸びていくと見ている。石油化学系事業についても、昨年後半から回復基調が継続している。

 当社は、以前から2025~2030年の間にドラスティックな環境変化が起こると想定し、様々な準備を進めてきた。しかし、コロナ禍によってそれが前倒しで具現化しており、まさに何が起こってもおかしくない状況に突入したと言える。

 ━3月発表の経営方針の内容について。

 経営方針の策定にあたり、強い体質で将来にわたって生き残って成長を続けるために、サステナビリティ(持続可能性)とレジリエンス(強靭性)を判断基準とし、全ての事業について見直しを図った。その結果、

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【夏季特集】プライムポリマー代表取締役社長 藤本健介氏

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2021年8月10日

PEメタロセン化、PPは新設備で高付加価値と環境貢献図る

 ━現在の事業環境と今後の見通しについて。

 ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の動向を把握する際は、国産レジンに輸入レジンと輸入製品を加えたものを内需として、その12カ月の移動平均を見ているが、高密度PE(HD)は、2019年9月あたりからレジ袋有料化の影響で徐々に落ち始め、今年に入ってからはほぼ横バイで推移している。

 直近で言えば、5月は対前年比で93%、コロナ禍前の2019年との比較では90%程度となっている。直鎖状低密度PE(LL)と低密度PE(LD)を合わせた内需は、一昨年9月あたりから下降トレンドにあったものの、足元では回復傾向にある。5月は対前年比で96%、対19年比で91%だ。

 一方PPを見ると、昨年4月から6月を底に需要が盛り返しており、5月は対前年比で98%、対19年比93%で推移している。こうした傾向からPEとPPとも、今年の内需は対前年比で100%超、対19年比では95~100%近くまで回復してくると見ている。

 ━PP回復傾向の要因とは。

 自動車生産の回復は

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【夏季特集】PSジャパン代表取締役社長 室園康博氏

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2021年8月10日

新中計は環境対応と能力増強がテーマ、新規難燃にも注力

 ━PSの業況はいかがですか。

 昨年は、春先に新型コロナウイルスの感染が拡大した影響を受け、4-6月期の内需は前年同期比で20%も落ち込んだ。これが最後まで響いたことで、2020年(暦年)の国内出荷は前年から3万6000tも減少する結果となった。しかし、昨年後半から巣ごもり需要が定着したこともあり、足元ではコロナ禍以前にまで需要が回復している。

 PS需要の約6割を占める食品包材用途では、好調なスーパー向けに加え、市場が拡大しているテイクアウトや宅配向け容器の引き合いが強い。PSの嵌合性(かんごうせい)や剛性が評価されている。さらに、自宅で快適に過ごすために、ウイルス対策として空気清浄機やエアコン、また冷蔵庫やテレビといった生活家電が売れ始め、電気・工業用途も好調に推移している。当社の工場の稼働率も、HIPS系はフル稼働となり、GPPSも高稼働が継続している状況だ。

 2021年の見通しについては、2019年並み(64万3000t)に回復することを見込んでいる。上半期(1-6月期)の国内出荷も33万1000tとなっており、仮に夏場に落ち込んだとしても十分達成できるだろう。ただ、

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三井化学の4-6月期 上期上方修正、通期で最高益狙う

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2021年8月6日

 三井化学の2022年3月期第1四半期(4-6月期)の連結決算(IFRS)は、売上収益が3706億円(前年同期比1161億円増)。コア営業利益は519億円(同513億円増)。純利益は黒字に転じ426億円(同449億円増)となった。

中島一取締役常務執行役員CFO

  5日にウェブ開催した決算説明会で、中島一取締役常務執行役員CFOは「全体感で言えば、昨年の1Q(4-6月期)に比べればコロナ影響の軽減が見られ、海外市況も上昇したことから、非常に大きく改善した」と総括した。

 主な増益要因としては、

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三菱ケミカルホールディングス 安定成長に向け財務の安定化図る

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2021年8月6日

ギルソン社長「事業を見直しシンプルな企業体に」

 三菱ケミカルホールディングスは5日、ジョンマーク・ギルソン社長のオンライン会見を開催した。

ジョンマーク・ギルソン社長

 ギルソン社長は、入社して感じたことについて、「ほとんどの社員は社歴が1社であるため、他社のやり方を学ぶ機会がなく、また日本企業も島国の商売を行っており、海外の商売方法などのノウハウがないと感じている。外国企業が必ずしも良いわけではないが、

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