リファインバース ナイロン製ロープのMR事業を開始

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2020年10月27日

 三菱ケミカルが出資しリサイクル事業を手掛けるリファインバースは26日、リサイクルナイロン樹脂「リアミド」事業のさらなる拡大のため、新たに船舶係留用ロープのマテリアルリサイクル(MR)を開始すると発表した。

 昨年の販売開始以降、リサイクルナイロン樹脂「リアミド」には、海洋プラスチック問題やサーキュラーエコノミーへの社会的関心の高まりを背景に、数多くの引き合いがあり、原料ソースの拡大が必要となっている。

 同社はこれまで、廃棄漁網とエアバッグ工程端材を主要な原料として「リアミド」を製造販売してきたが、今回、ナイロン製船舶係留用ロープについても同社が開発したプロセスによりリサイクル可能であることを確認した。今後、ナイロン製船舶係留用ロープを新たな原料として「リアミド」事業をさらに拡大していく。

 同社は、リサイクルナイロン樹脂「リアミド」の原料ソース拡大、および材料開発・用途開発による再生素材の付加価値向上を進め、サステナブルな社会の構築に具体的に貢献しながら、事業拡大を推進していく考えだ。

リファインバース ロープ 

東洋紡 タイで合弁会社、エアバッグ原糸生産工場を新設

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2020年10月27日

 東洋紡は26日、PET樹脂製造世界最大手であるインドラマ・ベンチャーズ傘下のインドラマ・ポリエステル・インダストリーズ(タイ・バンコク、IPI)と、自動車エアバッグ用原糸を生産する合弁会社(東洋紡50%、IPI50%)の設立で合意し、同国ラヨーン県にあるIPIの工場敷地内にエアバッグ原糸生産工場を新設すると発表した。生産能力は年間1万1000t(最大吐出量)、2022年春の稼働開始を予定する。

エアバッグ原糸生産工場建設地のIPIラヨーン工場
エアバッグ原糸生産工場建設地のIPIラヨーン工場

 エアバッグ市場は、自動車1台当たりの搭載点数の増加や新興国での装着率の伸長など、年率3~4%での需要拡大が見込まれている。東洋紡は2014年に、インドラマ・ベンチャーズと共同で、エアバッグ原糸メーカーで世界2位(当時)のシェアをもつドイツのPHPを買収。その後、インドラマグループとの関係を強化しながら、エアバッグ事業の拡大に注力してきた。

 モビリティ事業を最重要分野の1つに位置づける東洋紡とインドラマグループは、タイでの両社のリソースを効果的に活用できることなどから、このたび、共同でエアバッグ用ナイロン原糸の生産合弁会社を設立することで合意に至った。

 東洋紡は今後も、日本・タイ・中国・米国・欧州の世界5拠点で、原糸から基布まで一貫して生産・供給できる唯一のメーカーとして、顧客ニーズにグローバルに対応していく考えだ。

アジア石化市況 エチレンは3週連続で同水準に

2020年10月27日

ブタジエンは上昇基調、芳香族は3製品とも反発

 アジア地域の10月第2週の石化市況では、エチレンは下値上値ともステイの850~890ドル/tでの取引となった。中国の国慶節休暇が明けたばかりでもあり、前週に引き続き市場に大きな動きが見られなかった。ただ、市場にはこれまでのタイト感が解消してくるとの見方が出始めている。各社の定修が明けてくることに加え、域外品の流入が想定されていることが背景にある。

 スプレッドは

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塩ビ樹脂 9月の総出荷は3%減、1-9月期は5%減

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2020年10月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、9月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量はマイナスに転じ、前年同月比2.5%減の14万9000tとなった。国内出荷は同8.3%減の8万3000t、輸出は同6.1%増の6万6000tだった。国内出荷は引き続きマイナス基調ながらも、4月以来、5カ月ぶりに減少幅が一桁台にまで縮小し、前月との比較でも28%超伸びてきていることから回復傾向が伺える。輸出は伸び幅の減少はあったものの5カ月連続のプラスで推移した。

 国内出荷を用途別に見ると、硬質用は

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帝人フロンティア 高機能寝具・寝具カバーが「グッドデザイン賞」

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2020年10月26日

 帝人フロンティアはこのほど、グループ会社でリビング・インテリア商品を企画・販売するテクセットが展開する高機能寝具・寝具カバー「次世代」が、「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。日本デザイン振興会が主催する同賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなどを対象に、デザインや社会課題に対する取り組みなどを総合的に評価して授与される。

グッドデザイン賞を受賞した『次世代』の寝具カバー
グッドデザイン賞を受賞した「次世代」の寝具カバー

 今回受賞した「次世代」は、これまで課題だった皮脂による寝具の黄ばみなどの汚れを付着しにくくし、洗濯により落ちやすくする撥油機能を付与した点や、汗を吸って快適さを維持する吸水機能を備えることで、睡眠環境の改善につながることが期待される点などが評価された。

 帝人フロンティアグループは、このたびの受賞を契機に、今後も人々の暮らしの進化に貢献していくことを使命とし、様々なニーズに応える商品の企画・開発を積極的に進めていく考えだ。

 

ENEOS 晴海に国内44カ所目の水素ステーションを開所

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2020年10月26日

 ENEOSはこのほど、同社44カ所目の商用水素ステーションを都市ガス改質型オンサイト方式で東京・晴海(中央区)に開所した。12日にオープンした「東京晴海水素ステーション」は、燃料電池自動車(FCV)と燃料電池バス(FCバス)に水素を供給する。

東京晴海水素ステーションの外観
東京晴海水素ステーションの外観

 同社は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村地区エネルギー事業者として、大会期間中を含む2021年度末まで(第1期)は、選手村からほど近い晴海4丁目の立地で同ステーションを運営し、大会終了後の2022年度以降(第2期)は、選手村跡地の市街地再開発地区付近に移転して水素供給事業を展開する。

 第1期(水素製造能力:300N㎥/h)となる大会期間中は、大会車両のFCVへの水素供給拠点の主軸を担う。また、今月1日からプレ運行が始まった新規交通システムBRTのFCバスにも水素燃料を供給する。同BRTは、晴海地区など臨海部と都心を結ぶバス高速輸送システムで、臨海地域での交通需要の増加に速やかに対応し、地域の発展を支える新たな公共交通機関だ。

 第2期(同:600N㎥/h)では、純水素型燃料電池を地区全体に配置し、水素から作った電気や熱を住宅や商業施設に供給する。そして、その純水素型燃料電池には、同ステーションで製造された水素がパイプラインにより供給される。

 同社は、大会車両への水素供給を通じて東京2020大会の運営を献身的に支えるとともに、大会後のレガシーとなる新たなまちづくりについても、水素の製造・貯蔵、車両および街区への水素供給を通じて、「都市の低炭素化・省エネルギー化・レジリエンス強化」に貢献していく考えだ。

ダイセル 真球微粒子でピッカリングエマルションを開発

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2020年10月26日

 ダイセルは23日、酢酸セルロース真球微粒子「BELLOCEA」を使ったピッカリングエマルションを開発したと発表した。

顕微鏡で拡大した「BELLOCEA」
顕微鏡で拡大した「BELLOCEA」

 ピッカリングエマルションとは、液体同士、もしくは液体と気体が接する面(界面)に固体の粒子を吸着させることで、液体の乳化(ねばりけのある状態)を安定させる技術。乳化には界面活性剤と呼ばれる物質を使用するのが一般的だが、ピッカリングエマルションによる乳化は、界面活性剤よりも乳化している物質が分離しにくい(安定性が高い)とされる。

 酢酸セルロース真球微粒子「BELLOCEA」は、同社の長年の主力製品である酢酸セルロースを独自の技術で加工した真球状の微粒子。酢酸セルロースは自然に存在する「酢酸」と、植物由来の「セルロース」を原料とした環境にやさしい素材で、土壌やコンポスト(廃棄物中)のほか、海洋でも生分解されることが確認されている。

ピッカリングエマルションの光学顕微鏡画像
ピッカリングエマルションの光学顕微鏡画像

 同社は今回、「BELLOCEA」をピッカリングエマルションに応用することに成功。「BELLOCEA」は、ボディクリームやクリームファンデーションなどへ配合することで、高い乳化安定性と柔らかな肌触りを付与する。同社は、天然由来で環境にやさしい「BELLOCEA」によるピッカリングエマルションを、界面活性剤に代わるサステナブルな乳化法として、化粧品業界などに展開していく。

 なお「BELLOCEA」の開発は、環境省の委託事業に採択されている。同省の「令和2年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に「自然回帰性原料による合成系微粒子代替に関する実証」として採択されたもので、原則3年以内の実施期間で社会実装に取り組む。そして実証事業の下で製品開発をさらに加速させ、環境にやさしい原料という、化粧品業界への新たな選択肢を提示する。

 同社は今後も、人々の「美と健康」に貢献する、サステナブルな化粧品素材の開発を進めていく考えだ。

 

 

ダイセル シリコーンオイルを透明で増粘させる原料開発

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2020年10月26日

 ダイセルは23日、シリコーンオイルを透明なまま増粘させる化粧品原料「セルモリス SB10」を開発したと発表した。

「セルモリス SB10」 を 1 重量%添加したジメチコン
「セルモリス SB10」 を 1 重量%添加したジメチコン(2CS)

 同社は従来から、様々な液体にとろみを加える増粘剤として「セルモリス SB」シリーズを提供してきたが、今回開発したSB10は、シリコーンオイルの透明性を維持したまま、とろみをつけることができる。また、添加量を調整することで増粘の程度を調整できるほか、低分子の増粘剤であるため、高分子の増粘剤に特有のべたつき感がなく、化粧品に添加しても製品の感触を損ねない。

 これまでは、シリコーンオイルをゲル化することはできても、とろみをつけることができない、白濁する、感触が悪くなるといった課題があった。SB10はこれらの課題に対する解決策となる化粧品向けの素材として展開できる可能性があり、同社は今月開催の国際化粧品技術者会連盟学術大会の中でSB10を発表している。

 ダイセルは今後も、人々の「美と健康」に貢献する化粧品素材の開発を進めていく考えだ。

 

米国ポリエチレン輸出 8月は対前年比5%増加

2020年10月26日

メキシコ向けがトップに、中国向けは勢いが鈍化

 貿易統計によると、米国の8月のポリエチレン(PE)輸出は、前年同月比5.4%増の90万4000tとなった。8月下旬にハリケーンが上陸した影響で前月までの勢いが衰えたものの、90万t台を維持しており、依然として高水準な輸出が続いている。仮にこのペースを維持すれば、今年の輸出量は前年(932万7000t)を大きく上回る1100万t近くにまで到達する見通しだ。

 8月の主な輸出先を見ると、

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旭化成ホームプロダクツ 手荒れを軽減する食器用洗剤の販促を実施

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2020年10月23日

 旭化成ホームプロダクツは、昨年に引き続き〝手荒れ〟が気になるシーズンに向けて、「フロッシュ食器用洗剤」の購入者を応募対象としたプレゼントキャンペーン「#5日間手肌チャレンジ」を実施する。秋・冬に食器洗いで手が荒れるという消費者に「フロッシュ食器用洗剤」を試してもらうことで、〝手肌へのやさしさ〟を自身の手で実感してもらうのが狙い。

「フロッシュ」対象商品例。(左から)重曹プラス、アロエヴェラ、ザクロ、ベビーほ乳びん・食器洗い

 同社によれば、秋・冬のシーズンに手荒れに悩む女性の7割以上が、「手荒れの原因は食器洗い」と認識しており、また食器用洗剤を購入する際には、10人に1人が「手肌へのやさしさをもっとも重視する」など、手荒れへの関心は高い。キャンペーン期間は来年1月31日まで。対象商品の購入者限定で行い、抽選で合計200人に手肌ケアグッズが当たる。

 対象商品は、「フロッシュ食器用洗剤」と「フロッシュベビーほ乳びん・食器洗い」。応募方法には、「インスタグラム」と「キャンペーン特設サイト」の2通りがあり、それぞれ対象商品を5日間使用して実感した感想を投稿する。インスタグラムの場合は画像も添付。詳しい応募方法については、https://www.5daysfroschcp.com/まで。

 「フロッシュ」は環境先進国ドイツ生まれの洗剤。環境と手肌へのやさしさが特長で、環境負荷を抑えるため、容器には100%再生PETを使用している。植物由来の洗浄成分を原料に使うことで、使用後の洗浄成分は、自然界に存在する微生物により水とCO2に分解され、ほぼ100%が自然に還る。また、手肌と同じ弱酸性に加え、ノンアルコール処方のため、手肌の荒れを軽減する。

『フロッシュ食器用洗剤』の手荒れのしにくさを訴求
「フロッシュ食器用洗剤」の手荒れのしにくさを訴求