財務省が27日に発表した貿易統計によると、11月の輸入ナフサ価格は698.79ドル/t、CIFは5万4800円(為替レート:113.0円/米ドル)となった。
なお、諸チャージの
2018年12月28日
2018年12月27日
2018年12月27日
東洋紡はこのほど、犬山工場に年産2万t規模の二軸延伸ポリプロピレン(OPP)フィルム生産設備を新設すると発表した。2022年春頃の稼働を予定しており、稼働開始後は既存の生産設備を休止する。投資額は約70億円。
食品包装用フィルムの国内市場が、共働きや単身世帯の増加にともなう個食化・個包装化を背景に堅調に推移する中、「食の安全」意識の高まりを受け、OPPフィルムに求められる性能・品質要求はますます強くなっている。
こうした要求に応えるとともに、環境負荷の軽減に貢献する高性能なフィルム製品などを開発・生産していく考え。
同社は、1960年代にOPPフィルムの生産を開始。以来、透明性や防湿性、耐寒性などに優れた、さまざまなフィルム製品を提供してきた。今回、犬山工場の生産設備を刷新することで、生産効率の向上と、より付加価値の高い製品の生産体制を強化する。
2018年12月26日
2018年12月26日
BASFはこのほど、中国・広州汽車工業集団の研究開発センター(GAC R&D Center)と共同開発した、2人乗り電気自動車(EV)のコンセプトカー3台を初公開した。同社が中国の自動車メーカーと協力して、コンセプトカーを開発したのは今回が初めて。
同コンセプトカーは、中国のドライバーの多様なニーズに応える未来的デザインを取り入れて、GAC R&D Centerが設計し、BASFが素材とデザインに関する用途開発の促進やアイデアを提供したもの。先月に行われた広州国際モーターショー2018で発表された。
開発にあたっては、BASFのデザインプラットフォーム「デザインファブリーク」が高度な試作をサポート。総合的な空気清浄ソリューションからシートファブリック、ボディパネルやEVのバッテリーパックに使用される素材まで、同社の革新的なソリューションが、アイデアをソリューションへと転換した。
また、両社が共同開発した車体用の外装塗料が、各コンセプトカーのユニークな個性を際立たせている。3台のコンセプトカーの特徴と、使用したBASFの素材・ソリューションは以下の通り。
①「2US」:シニアドライバー用に設計。乗降車が容易な回転式のシートベースが特徴。「ウルトラミッド・アドバンストN」で作られたプラスチック製のギアにより、水平方向に九十度回転するシートの操作がスムーズに行える。
②「2U」:個性的なスタイルを求める女性向けに設計。「ウルトラミッド・ビジョン」で作られた半透明のトリム部品を使ったユニークなシートデザインなど、様々な可能性を秘めた車。助手席シートに施した毛皮のような表面は、「Adsint TPU」3Dプリントソリューションで実現した。
③「2ALL」:操作の容易さやメンテナンス費用の低減など、カーシェアリング特有のニーズに対応するデザイン要素を複数備える。例えば、「エラストランHPM」で作られたフロントバンパーは耐傷性に優れ、熱可塑性ポリウレタン発泡粒子「インフィナジー」で作られたシートの背もたれや底面のクッションは、快適性と堅牢性を併せ持つ。
2018年12月25日
2018年12月25日
2018年12月23日
2018年12月21日
AGCはこのほど、同社が開発した曇りにくいガラス「エグゼビュー」が、ダイハツ工業の限定販売車「コペン・クーペ」のフロントガラスに世界で初めて採用されたと発表した。
ダイハツの「コペン」は、「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」を、骨格+樹脂外板構造で実現した軽自動車のオープンスポーツカーで、現在3種類の意匠で販売されている。
今回発売するコペン・クーペはコペン・セロをベースに、CFRP製のハードルーフを装着した、本格クーペスタイルの限定販売車。コペン・クーペには車内外に特別な装備が盛り込まれており、その1つとしてAGCのエグゼビューがフロントガラスに採用された。
自動車ガラスに求められる高い耐久性能を確保したAGC独自の樹脂膜コート材が車内の水分を吸収し、フロントガラスの曇りを防止する。デフロスターの操作回数が低減し、ユーザーの利便性と実燃費の向上に貢献していく。
また、AGC独自の樹脂膜コート材が車内の水分を吸収することで、結露による光の散乱を防ぎ、ドライバーの視界確保による走行安全性を向上する。
AGCグループは、今後も自動車の安全性・快適性の向上に貢献する製品の提供を通じて、経営方針「AGC plus」の下、世の中に「安心・安全・快適」をプラスしていく。
2018年12月21日