CVC活動が突破口、日本のベンチャー育成も課題
わが国化学産業は、コロナ禍を契機にポートフォリオ変革の加速を迫られている。石化汎用品は海外での大型設備の稼働により輸出環境が悪化し、また高機能分野ではシリコンサイクルによる半導体材料の低迷、巣ごもり需要の一服によるディスプレイ材料の在庫調整など、急速に事業環境が悪化している。
なかでもEV市場では、
2023年3月30日
2023年1月5日
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変化する市場にフォーカス、機能商品の継続的な差異化で対応
2021年12月に発表した新たな経営方針「Forging the future 未来を拓く」に基づき、スペシャリティ・ケミカル・カンパニーへの変革を進める三菱ケミカルグループ。 「フォーカス」をキーワードに、エレクトロニクス(モビリティ軽量化材料、車載用電池材料、半導体材料など)、ヘルスケア&ライフサイエンス(機能性食品材料、ニュートリション、ワクチンなど)等の成長分野を最重要戦略市場に定めた。組織や事業をスリム化し、両領域に経営資源を集中することで生産性や利益性を改善し、企業成長を図る狙いだ。その一翼を担う機能商品セグメントは、同社の売上収益の30%を占める。多様な製品群をもち、利益性が高く、グローバルにビジネスを展開している。同セグメントの中で、アドバンストソリューションズ所管である瀧本執行役エグゼクティブバイスプレジデントに、その戦略を聞いた。
━新経営方針の下での機能商品の位置づけについて。
機能商品セグメントは、経営方針「Forging the future」の中で掲げたフォーカス市場の製品やサービスの多くを展開している。既存事業をベースに、今後も新たなフォーカス製品や
2023年1月5日
2022年11月22日
最高経営責任者 藤田朋宏氏
バイオマス基点のものづくり、藻類事業を拡大し循環社会形成
ちとせグループは、太陽光(光合成)を基盤に1000年先を見据えた豊かな社会の構築を目指すバイオベンチャー企業群。昨年4月に、藻類を活用した日本発の企業連携型プロジェクト「MATSURI」を立ち上げた。エネルギーを得るために石油や石炭といった有機物を燃焼(酸化)させてCO2を排出する経済活動の対極で、藻類の光合成により太陽光エネルギーを活用してCO2を再び有機物に変換(還元)し循環させていく取り組みになる。様々な業種・業界から同プロジェクトへの参画を募り、食品や医薬品から化学品、燃料まで、藻類を基点とし、循環型社会を形成する新たな産業の創出を模索している。バイオ技術を通じたカーボンニュートラル実現への取り組みを聞いた。
━藻を活用する「MATSURI」プロジェクトで目指されるものとは。
食糧や飼料、バイオエタノールなどの工業用原料として