ポリスチレン 4月の国内出荷は4%増、各用途とも伸長

, ,

2021年6月3日

 日本スチレン工業会がこのほど発表した生産出荷実績によると、4月のポリスチレン(PS)の国内出荷は、前年同月比4%増の5万3100tと4カ月連続でプラスとなった。

 国内出荷を用途別で見ると、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

フタル酸系可塑剤 3月の国内出荷は輸入玉大幅減で伸長

, ,

2021年6月2日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、3月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比34.7%増の2万600tとなり、4カ月連続のプラスとなった。可塑剤各社が打ち出した値上げ前の駆け込み需要に加え、輸入品の大幅な減少も重なり、国内メーカーへの引き合いが増える形となった。

 フタル酸系可塑剤の輸入量を財務省貿易統計で見ると、1月は1308tだったのに対し、2月は273t、3月は251tと推移。前年との比較では、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

塩ビ樹脂 4月の国内は1%増、軟質向けが引き続き堅調

,

2021年5月31日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、4月の塩ビ樹脂(PVC)の国内出荷は前年同月比0.7% 増の7万7200tだった。硬質用は同4.3%減の3万6600tとマイナスに転じたものの、軟質用は同2.4%増の1万9500t、電線・その他は同9.0%増の2万1100tと引き続きプラスで推移した。ただ、前月との比較では、いずれの用途でも減少しており、値上げ前の駆け込み需要で出荷が伸びた3月の反動と思われる。

 4月の動きを国内製品別生産出荷実績で見ると、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

汎用4樹脂 4月の国内出荷は3カ月連続で全樹脂がプラス

2021年5月28日

 業界筋によると、4月の汎用4樹脂の国内出荷は、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)とも前月に引き続き前年を上回る結果となった。前年は、第1回目の全国的な緊急事態宣言のもと、個人消費ならびに製造業、サービス業において急速な減速をきたした。それに対し今年は、生産活動が上昇基調で推移していることや、消費マインドも持ち直し傾向が続いている。LDPEではフィルム分野の復調が続くとともに、HDPEはパイプ分野、PPでは射出成形分野の出荷増加が目立った。PSは、ほぼ全用途で前年実績を上回っている。

 4月の出荷合計を品目別に見ると、LDPEは

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 4月のエチレン生産は17%増、稼働率95%に

,

2021年5月28日

 石油化学工業協会が27日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、4月のエチレン生産は前年同月比17.4%増の54万6200tとなった。前年同月は2プラントで定修があったが、今年は定修がゼロだったことが背景にある。また、稼働プラントの平均稼働率は95.3%となり、フル稼働を維持している。

 他の17品目については、

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ABS樹脂 4月の出荷は24%増、7カ月連続でプラスに

,

2021年5月27日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、4月の総出荷量は前年比24%増の2万9100tだった。7カ月連続でプラスとなったが、再び3万tを割り込んでいる。国内出荷が同15%増の1万9400t、輸出が同48%増の9700t。輸出は昨年9月以降、8カ月連続で2桁台の伸びが継続しており、海外市場での旺盛な需要が続いている。

 4月の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

合成ゴム 3月の出荷量は前年同月比9.8%増

,

2021年5月27日

SBRやBRなどは2桁プラス、需要回復が鮮明

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、3月の合成ゴムの出荷量は前年同月比9.8%増の13万600tだった。昨年10月以降、6カ月連続でプラスとなっており、合成ゴム需要の回復が鮮明になってきている。

 品目別に見ると、SBRは

このコンテンツを閲覧するにはログインが必要です。お願い . あなたは会員ですか ? 会員について