石化協 4月のエチレン生産は17%増、稼働率95%に

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2021年5月28日

 石油化学工業協会が27日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、4月のエチレン生産は前年同月比17.4%増の54万6200tとなった。前年同月は2プラントで定修があったが、今年は定修がゼロだったことが背景にある。また、稼働プラントの平均稼働率は95.3%となり、フル稼働を維持している。

 他の17品目については、

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ABS樹脂 4月の出荷は24%増、7カ月連続でプラスに

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2021年5月27日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、4月の総出荷量は前年比24%増の2万9100tだった。7カ月連続でプラスとなったが、再び3万tを割り込んでいる。国内出荷が同15%増の1万9400t、輸出が同48%増の9700t。輸出は昨年9月以降、8カ月連続で2桁台の伸びが継続しており、海外市場での旺盛な需要が続いている。

 4月の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

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合成ゴム 3月の出荷量は前年同月比9.8%増

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2021年5月27日

SBRやBRなどは2桁プラス、需要回復が鮮明

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、3月の合成ゴムの出荷量は前年同月比9.8%増の13万600tだった。昨年10月以降、6カ月連続でプラスとなっており、合成ゴム需要の回復が鮮明になってきている。

 品目別に見ると、SBRは

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カセイソーダ 3月の内需は1%減、輸出は再び増加に

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2021年5月24日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、3月のカセイソーダの内需は前年同月比0.8%減の26万6700tとなり、2019年5月以降、22カ月連続でマイナスとなった。ただ前月比では8.3%増と3カ月ぶりに反転した。自家消費、販売ともプラスとなっており、回復の兆しが伺われる。

 用途別では、化学工業用が

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日本プラ板協会 3月の出荷はすべて前月、前年超え

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2021年5月21日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)と硬質塩化ビニル(PVC)の平板・波板の3月の需給実績を発表した。それによると、PC平板の出荷は前月比25%増で、前年同月比でプラスに転じた。その他の出荷も前月比2桁増と回復をうかがわせる。

 3月の詳細は、▽PC平板=

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OPPフィルム 3月の国内出荷は前年同月比1%減に

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2021年5月19日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、3月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は、前年同月比0.9%減の2万600tと、5カ月連続でマイナスとなった。ただ、昨年10月以来5カ月ぶりに2万t台を回復しており、復調の兆しが見られている。

 用途別では、

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塩ビ樹脂 3月国内は2桁増、値上げ前の駆け込み需要で

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2021年5月17日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、3月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量は前年同月比1.6%増の14万700tだった。輸出は同14.4%減の4万6500tと落ち込んだ一方で、国内出荷が2桁増となる同11.9%増の9万4200tと大幅に伸長したことで、総出荷量は昨年10月以来、5カ月ぶりに前年水準を上回った。ただ、宮島正紀理事(信越化学工業常務取締役)の話では、

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石化協 2月エチレン換算輸出入は10万8900tの出超

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2021年5月12日

 石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、2月は10万8900tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比3.6%減の16万9700tとなり、7カ月ぶりにマイナスとなった。

 主要品目では、

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ポリスチレン 1-3月期の国内出荷は前年同期比9%増

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2021年4月26日

 日本スチレン工業会は20日、定例会見を開催し、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の出荷実績について説明を行った。2021年1-3月期のPSの国内出荷は前年同期比9%増の16万7300tだった。

 室園康博会長(PSジャパン社長)は、「四半期の国内出荷の合計が16万t台となったのは2019年10-12月期以来だ。コロナ禍による巣ごもり需要で、食品包装用途に加え、空気清浄機やエアコンといった家電の電機・工業用途も好調が続いている。また4月からの値上げを見据えた仮需も3月に発生した」と総括した。

 1-3月期の国内出荷を用途別で見ると、

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