国内

　石油化学工業協会が25日に発表した主要石化製品18品目の生産実績によると、12月のエチレン生産は前年同月比0.9％減の47万7600tだった。

　前年同月と同様に定修がなく、

　可塑剤工業会が発表した需給実績によると、2023年11月のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同月比0.5％増の1万6400tと、2ヵ月連続で前年を上回った。

　主要品目では、DOPは

　日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、11月のカセイソーダの内需は前年同月比9.1％減の23万8000tとなり、15ヵ月連続のマイナスとなった。自家消費（同7.9％減）は17ヵ月連続でマイナスを継続し、販売（同9.6％減）も再びマイナスに転じた。

　用途別では、

芳香族は3製品とも下落、原油安と需要減が影響

　アジア地域の12月第2週の石化市況では、エチレンは前週比5ドル安の870ドル/tで取引された。年末に向けてスポット市場に大きな取引が見られない中、原油・ナフサ価格が弱含んだこともあり4週ぶりの下落となっている。スプレッドは

PEは7ヵ月ぶりマイナス、米PEは高水準維持

　中国の11月の汎用樹脂輸入は、ポリエチレン（PE）、ポリプロピレン（PP）、塩ビ樹脂（PVC）、ポリスチレン（PS）、ABS樹脂、EPSの6品目とも前年実績を割り込む結果となった。PEは7ヵ月ぶりにマイナスに転じており、ここにきて勢いが減速している。前月比では、

タイヤ関連に復調気配、輸出も2ヵ月連続で増加

　合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、10月の合成ゴムの出荷量は前年同月比2.1％増の10万2100tとなった。2021年12月以来、22ヵ月ぶりのプラスとなり、7ヵ月ぶりに10万tを上回っている。タイヤ関連の需要が

　石油化学工業協会が発表したエチレン換算輸出入実績によると、10月は15万1400tの出超となった。エチレン換算輸出は

　財務省がこのほど発表した貿易統計によると、11月の輸入ナフサ価格は692.30ドル/t、CIF7万2300円/kl（為替レート：150.3円／米ドル）となった。11月は、

　日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、11月の国内出荷は、OPP（延伸ポリプロピレン）フィルムは18ヵ月ぶりに前年同月比でプラスに転じた。CPP（無延伸ポリプロピレン）フィルムは14ヵ月連続でマイナスを継続している。

　物価高の影響で