塩ビ樹脂 10月のインド向け輸出、前月比160ドル安

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2022年10月14日

モンスーン明けも需要低調、域外品増加で先安観

 塩ビ樹脂(PVC)の10月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比160ドル安の950ドル、中国その他向けが同110ドル安の810ドル/tで決着した。インド向けが1000ドル割れ、中国向けが900ドル割れとなるのは、2020年9月以来、2年1ヵ月ぶりとなる。

 前月は

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アジア石化市況 エチレンは5週ぶりに反転上昇

2022年10月12日

一部誘導品が持ち直し、ベンゼン下落基調を継続

 アジア地域の8月第4週の石化市況では、エチレンは前週比45ドル高の860ドル/tで取引された。各社の減産が続いている中、一部の誘導品が持ち直してきたこともあり、5週ぶりに反転上昇している。また、週中にはエチレンセンターが

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昭和電工マテリアルズ プリント配線板用積層材料を値上げ

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2022年10月7日

 昭和電工マテリアルズは6日、プリント配線板用積層材料について、11月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、銅張積層板と微細配線形成用銅箔が「10%」、プリプレグが「7%」。

 当該製品を取り巻く事業環境は、主な原材料である銅箔やガラスクロスの価格高騰が長期化しているほか、輸送費に加えてエネルギー価格が著しく上昇しており、厳しい状況が続いている。同社はこれまで、生産効率化や購入材料上昇を抑制する調達方法、物流の合理化など様々な施策を行い、コスト削減に努めてきたが、今後も製品の安定供給を維持するために、価格改定せざるを得ないと判断した。