ダウ日本 ポリウレタン原料を値上げ、採算是正を図る

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2022年11月10日

 ダウ日本は9日、ポリウレタン原料について12月1日納入分から値上げすると発表した。改定幅は、ポリオール類(北米・欧州原産品)、ポリウレタンシステム製品(自動車業界向け)とも「20%以上」。

 原油やエネルギー価格、輸送費などが高騰していることに加え、円安の影響も受けており、当該製品のコストが大幅に上昇している。同社は、すでに適正な採算ラインを下回っていることから、自助努力だけでは製品価格を維持することが困難であるため、価格改定を決定した。

 

アジア石化市況 エチレンは海外市況下落で一段安

2022年11月8日

芳香族3製品は原油高で上昇、SM四週ぶり下落

 アジア地域の9月第4週の石化市況では、エチレンは前週比50ドル安の915ドル/tで取引された。海外のエチレン市況が急落したことで、アジア市場に輸入玉が増加するとの見方が強まり、一段安となっている。ナフサとのスプレッドも59ドル縮小の239ドルに悪化した。センター各社の定修が明けてくることもあり、市場に先安感も出てきている。

 プロピレンは

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塩ビ樹脂 11月のインド向け輸出価格、前月比百ドル安

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2022年11月4日

安価な米国品の流入が影響、中国品在庫も重荷に

 塩ビ樹脂(PVC)の11月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比100ドル安の850ドル/t、中国その他向けが同30ドル安の780ドル/tで決着した。インド向けが800ドル台、中国向けが700ドル台になるのは、2020年7月以来となる。10月は、輸出環境の悪化から両地域とも大幅に輸出価格が下がっていたが、その流れが止まらず、11月もさらに一段安の結果となった。

 台湾大手メーカーも、

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