旭化成は1日、ポリエチレン「サンテック」「クレオレックス」の全製品について、今月15日出荷分から値上げする、と発表した。対象製品は、「サンテック‐LD」「サンテック‐HD」「サンテック‐EVA」「クレオレックス」で、改定幅は「10円/kg以上」となっている。
ナフサ価格の上昇により、来年第1四半期(1―3月)以降はさらなるコスト上昇が予想される。厳しい経営環境の下、同社は、継続的にコストダウンに取り組んでいるが、コスト上昇分の吸収は極めて困難なことから、値上げせざるを得ないと判断した。
2021年12月2日
2021年12月2日
2021年12月2日
2021年12月1日
2021年12月1日
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トクヤマは30日、乾式シリカ、微小球状シリカ、四塩化ケイ素について、2022年1月1日出荷分から値上げすることを決定し、商社および需要家などとの交渉に入ると発表した。
対象製品と改定幅は、乾式シリカでは、「レオロシール」の親水品が「仕切り価格35%以上」、疎水品が「同30%以上」、「エクセリカ」が「同20%以上」。微小球状シリカでは「シルフィル」が「同20%以上」、「サンシール」が「同10%以上」。四塩化ケイ素は「同50%以上」となっている。
原料価格の急騰により採算性が著しく悪化している。同社は、これらを前回(10月1日出荷分から)の価格修正や自社の合理化努力のみで解消することは困難と判断し、今回、再値上げを決定した。
2021年12月1日
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2021年11月30日
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