アジア石化市況 エチレンは需要減で2週連続下落

2021年9月14日

ベンゼンは1000ドル割れ、SMも軟化傾向を継続

 アジア地域の8月第1週の石化市況では、エチレンは前週比20ドル安の965ドル/tでの取引となった。原油・ナフサ市況が下落する中、誘導品需要が弱含んだことで、2週連続の下落となっている。スプレッドは

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ランクセス 無機顔料製品を値上げ、2日出荷分から適用

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2021年9月9日

 ランクセスは今月2日付で無機顔料製品の価格を世界的に改定し、同日以降の出荷分から即時に適用すると発表した。対象製品と値上げ幅は、酸化鉄顔料が「200ユーロ/t以上」、酸化クロム顔料が「300ユーロ/t以上」、フェライトが「250ユーロ/t以上」で、ユーロ圏以外では相当する現地通貨での相当額となる。さらに、仕向け地によっては、輸送コストの増加分を補うために、追加手数料がかかる場合があるとしている。

 同社の酸化鉄顔料と酸化クロム顔料は、主に「バイフェロックス」および「カラーサーム」の商標名で販売され、建材、塗料・塗装、プラスチックなどの着色剤として幅広く展開。また、高い着色力をもつ同社の無機顔料は、持続可能な厳しいガイドラインに基づいて製造されている。

東洋紡 ONYなど包装用フィルム製品を追加値上げ

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2021年9月8日

 東洋紡は7日、包装用フィルム4製品を10月1日出荷分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅(連:500㎡)は、二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)が「連200円(12㎛換算)」、二軸延伸ナイロンフィルム(ONY)が「連400円(15㎛換算)」、透明蒸着フィルム「エコシアール」のPETベースが「連200円(12㎛換算)」、ONYベースが「連400円(15㎛換算)」となっている。なお同4製品については、2月にも値上げを公表しており、今年2回目。

 昨今の原油・ナフサ価格の上昇などを背景に、包装用フィルム製品の原料価格高騰が続く。加えて、燃料費や電力費、物流経費や設備維持費用などの諸経費の上昇が製造コストを押し上げている。一方で、市場では旺盛な需要を受け、製品の在庫水準はますますひっ迫した状況にある。

 こうした中、同社では徹底したコスト削減に取り組んできたが、前回の価格改定以降も原料価格の高騰が続いていることなどから、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難だと判断し、追加の価格改定実施を決めた。

 

 

デンカ アクリル系特殊エラストマーを国内外で値上げ

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2021年9月8日

 デンカは7日、アクリル系特殊エラストマー「デンカER」について、9月21日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内が「100円/kg」、輸出が「1000ドル/t」。

 同製品の原材料価格が高騰しており、製造コストの増加は自助努力の限界を超える状況にある。同社は、製品の安定供給と事業の維持継続のため、値上げせざるを得ないと判断した。

三菱ケミカル オキソ製品、アクリル酸製品を値上げ

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2021年9月8日

 三菱ケミカルは7日、オキソ製品とアクリル酸製品について、今月15日出荷分から値上げすることを決定し、取引先との交渉を開始したと発表した。

 対象製品は、オキソ製品が「2-エチルヘキサノール」「ノルマルブタノール」「イソブタノール」「ノルマルブチルアルデヒド」「イソブチルアルデヒド」「イソノニルアルコール」、アクリル酸製品が「アクリル酸」「アクリル酸ブチル」「アクリル酸2エチルヘキシル」「アクリル酸メチル」「アクリル酸イソブチル」で、改定幅は各製品とも「40円/kg以上」となっている。

 両製品は、誘導品を含め需要が堅調なことに加え、海外メーカーの度重なるトラブルにより、国内のみならずアジアでも需給がひっ迫している。同社は、今後も安定的な供給を継続するために、価格改定の実施をせざるを得ないと判断した。