WTI原油価格は23日、
10月23日のWTI、ブレント、ドバイ原油価格
2020年10月27日
2020年10月27日
2020年10月26日
2020年10月23日
2020年10月22日
2020年10月21日
中国で需要が急増、海外トラブルでタイト感強く
ウレタン原料であるMDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)は、中国需要の急増と海外トラブルによる域外品の減少を背景に、ここにきて市況が上昇基調を強めている。足元の市況を見ると、モノメリックは2700ドル/t、ポリメリックは2200~2300ドル/tで取引されており、8月末に比べモノメリックで1000ドル/t程度、ポリメリックで600~700ドル/t程度と急騰している状況だ。
コロナ禍を脱した中国では、政府の景気刺激策もあり、家電や住宅の需要が急速に回復。それらに使用されるウレタン断熱材の需要が伸長し、その原料となるポリメリック市況が上昇傾向を強めた。ただ、幅広い用途に使用されるモノメリックは、製品の需要回復が遅れ市況が低迷。MDIはモノメリックとポリメリックが併産されるため、全体の生産量を抑える要因となっていた。
しかし、中国では経済活動の再開に伴い、コロナ禍の反動による「リベンジ消費」が拡大。消費者の購買意欲が高まり、モノメリックを原料としたウレタン製品の引き合いが急増しているもようだ。また、欧米のウレタンメーカーにトラブルが発生したことも背景に挙げられる。アジア市場への玉の流入が弱まり、需給バランスがタイト化したことで、需要家の間で玉を確保する動きが加速。これらの要因により、わずか1カ月の間にモノメリック、ポリメリックとも市況が大きく押し上げられる結果となった。
こうした中、MDIのスプレッドも大幅に拡大している。原料であるベンゼン価格(ACP)は、
2020年10月21日
2020年10月20日
2020年10月20日
2020年10月20日
2020年10月19日
国慶節休暇を前にタイト感、年末に向け上昇傾向
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、10月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比90ドル高の1150ドル/tで決着した。
これで2カ月連続での上昇となり、7月の水準を回復している。台湾メーカーが市況低迷を理由に稼働を抑えていることに加え、欧州で定修が重なったこともあり市場にタイト感が出ている。こうした中、中国・国慶節休暇(10月1~8日)を前に、需要家が玉を確保する動きを強めたことで価格が押し上げられる結果となった。スプレッドは、