プロピレンも反転、ベンゼンは9週ぶりに下落
アジア地域の1月第1週の石化市況では、エチレンは昨年末から上昇基調となり、下値が12月第3週比(前週は休場)20ドル/t高、上値が同10ドル/t高の750~760ドル/tでの取引となった。採算悪化から複数メーカーに減産の動きが出てきており、スポット玉が減少したことが背景にある。
スプレッドも、
2020年1月21日
2020年1月21日
2020年1月20日
2020年1月20日
2020年1月17日
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2020年1月16日
東洋紡は15日、包装用ポリエステルフィルムの2製品を来月21日出荷分から値上げすると発表した。対象となるのは「サイクルクリーン」と「バイオプラーナ」で、改定幅はいずれも350円/連(連:500㎡、12㎛換算)。
近年、世界的に環境意識が高まる中、環境へ配慮した製品の需要拡大に伴って、使用する原材料の需給がひっ迫しており、同社の環境対応フィルムに使用する原材料も価格高騰が続いている。加えて、直近の原油高などを背景に、物流経費や副資材関連費用、設備維持費用などの諸経費が上昇し、製造コストを押し上げている。
こうした中、同社では、徹底したコスト削減に注力してきたが、現在の価格体系では顧客への安定的な製品供給が困難と判断し、今回、価格を改定するに至った。
2020年1月16日
ベンゼン高を反映、旧正月向け在庫確保の動きも
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比65ドル/t高の1330ドル/tで決着した。
中国・SINOPECも、12月(下旬決め)の契約価格を1292ドル/t(1万1150人民元)と同23ドル/t高(150人民元高)で決着。さらに1月の仮価格も1万1500人民元/t(350人民元高)で打ち出している。価格が上昇した要因として、原料ベンゼン価格が強含んでいることが大きい。1月のベンゼンACPは
2020年1月16日
2020年1月15日