宇部興産 2月のCPL契約価格は前月比70ドル高

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2020年2月13日

 春節前は需要増も、新型ウイルスで先行き不透明

  宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、2月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比70ドル/t高の1400ドル/tで決着した。2カ月連続の上昇となり、ベンゼンとのスプレッドも、前月比95ドル/t拡大の690ドル/tに改善している。

 価格が上昇した要因として、1月に入り原料価格に先高観が出ていたことや、春節をはさみ顧客在庫の水準が低下していたことが挙げられる。また、決着した時期が、新型コロナウイルスの影響が深刻化する前だったことも価格を押し上げる要因となった。

 中国・SINOPECも、1月(下旬決め)の契約価格を

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アジア石化市況 エチレン各社減産で需給タイト

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2020年2月12日

芳香族3製品は下落、スチレンモノマーも弱含み

 アジア地域の1月第四週の石化市況では、エチレンは年明け以降4週連続上昇となり、下値、上値とも10ドル/t高の830~860ドル/tでの取引となった。

 誘導品需要が低迷し各社が減産に動いたことで需給タイトな状況が継続している。スプレッドも、スポットナフサ価格が

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JXTGエネルギー 2月のベンゼンACPは710ドル

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2020年2月4日

 JXTGエネルギーは3日、2月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を710ドル/tで決着したと発表した。

 1月のアジアベンゼン市況は、域内ベンゼン供給量の減少は継続しているものの、原油価格に連動して前月比で下落した。こうした市場環境を反映し、2月ACPは前月比25ドル/t安で決着した。なお、国内価格換算想定値は、82.5円/㎏になる。

アジア石化市況 エチレン年明け上昇基調を継続

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2020年2月4日

プロピレン大幅上昇、ベンゼンは3週ぶりに反転

 アジア地域の1月第3週の石化市況では、エチレンは年明けからの上昇基調を継続し、下値が前週比40ドル/t高、上値が50ドル/t高の820~850ドル/tでの取引となった。下値は11月第5週以来、7週ぶりに800ドル/t台を上回っている。

 センター各社が減産を進めた結果、供給に品薄感が広まったことが背景にある。スプレッドも、スポットナフサ価格が

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