塩ビ樹脂 1月のインド向け輸出価格は20ドル高

2019年1月9日

 塩ビ樹脂(PVC)の1月分のアジア輸出価格は、インド向けがCFR940~950ドル/t、中国・その他向けは880~890ドル/tとそれぞれ前月から20ドル高となり、2カ月連続の上昇で決着した。台湾大手メーカーも、インド向け30ドル高の940ドル/t(ボリュームディスカウント10ドル)、中国向け30ドル高の890ドル/t(ボリュームディスカウントなし)で決着している。

 新興国における通貨安の影響などが残るものの、インドをはじめとしたアジア地域の需要が堅調に推移していることもあり、輸出価格は

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WTI原油 年末年始の上昇基調で47ドル台に

2019年1月8日

 世界の原油相場では、昨年10月以降急落していたWTI価格は足元47ドル台にまで回復、OPEC(石油輸出国機構)の減産により需給改善が意識され買いが強まっている状況だ。

 昨年のWTI価格は、世界情勢の変調により上昇基調となり、

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JXTGエネルギー 1月のベンゼンACPは535ドルで決着

2019年1月8日

 JXTGエネルギーは7日、1月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を535ドル/tで決着したと発表した。

 12月のアジア域内ベンゼン市況は、11月同様、続落した原油価格に連動して下落した。こうした市場環境を反映し、1月契約価格は前月比125ドル/t安で決着した。

 なお、国内価格換算想定値は65.0円/kg。

国内のエチレンセンター 第4四半期はほぼフル稼働に

2018年12月28日

 国内のエチレンセンターは10月以降、各社の定修が明けたことから一段と稼働率が上昇し、第4四半期(10-12月期)は生産能力いっぱいに近いレベルとなっている。

 アジア石化市況は軟化傾向にあるものの、石化の構造改革が進み国内の需給バランスが締まった状況が続いていることが大きな要因だ。

 今年はエチレンセンター6社の定修が順次行われたため、7月の稼働率は2016年2月以来の

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