JXTGエネルギーは1日、10月分のベンゼンACP(アジア契約価格)を860ドル/tで決着したと発表した。
9月のアジア域内ベンゼン市況は、中国での誘導品の定期修理や装置トラブルによる生産停止の影響で、軟調に推移した。
こうした事業環境を反映し、10月のACPは、前月比40ドル/t安で決着した。なお、国内価格換算想定値は103.2円/kg。
2018年10月2日
2018年10月2日
2018年10月2日
日本ポリプロは1日、ポリプロピレン全製品を今月15日納入分から12円/kg以上値上げすると発表した。
OPEC・非OPEC諸国による原油増産を行わないとする決定と、中東の地政学的リスクにより、原油価格が再び上昇基調に転じ、その後も急激な上昇が続いている。為替も円安が進行し、第4四半期(10―12月期)の国産ナフサ価格は、5万8000円/klを上回る水準となることが見込まれている。
これに伴い、用役や副資材、副原料などの諸経費の上昇も避けられない情勢となっている。同社は厳しい経済環境の下、徹底したコスト削減に努めてきたが、今回の急激なコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難であり、価格改定を要請せざるを得ないと判断した。
2018年10月2日
JSRは1日、合成ゴム・エマルジョン製品を今月21日納入分から値上げすると発表した。
値上げ幅は、合成ゴムではSBRがロ15円/kg以上、BRとIRが16円/kg以上、HSRが11円/kg以上、NBRとPN(粉末NBR)が20円/kg以上、EPDMが18円/kg以上。
複合材ではNVとNEが20円/kg以上、TPVが18円/kg以上。TPEではRBとDNRが16円/kg以上、TRが15円/kg以上、SISが18円/kg以上。エマルジョンの紙加工用LTXと一般産業用LTXが15円/kg以上。
今回の値上げは、昨年以降の原油・ナフサ高を背景とした主・副原料の価格上昇に加え、ユーティリティー費・輸送費の上昇に対応するもの。
同社としては、自助努力だけではこのような状況を乗り切ることは難しいとの認識から、今後とも安定的な製品供給を続けるため、価格改定を要請することにした。
2018年10月1日
2018年10月1日
2018年10月1日
2018年9月28日
2018年9月28日
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