アジア石化市況 エチレン需給悪化で9週連続下落

2023年7月25日

ベンゼンは半年ぶり700ドル台、SMも軟化傾向

 アジア地域の6月第2週の石化市況では、エチレンは前週比18ドル安の740ドル/tで取引された。これで9週連続の下落となり、2年7ヵ月ぶりに750ドルを下回っている。春に定修に入ったプラントが徐々に立ち上がり始めており、供給過剰による先安観が一段と強まったことが背景。スプレッドも

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

UBE CPLの7月契約価格、前月比70ドル安

,

2023年7月21日

ベンゼン下落が要因、市場環境悪化で稼働率低下

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、7月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比70ドル安の1520ドル/tで決着した。需給バランスが緩んでいることに加え、ベンゼン価格が下落してきたこともあり、2ヵ月連続の下落となっている。スプレッドについては、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

アジア石化市況 エチレンは5か月ぶり700ドル台

2023年7月19日

芳香族は原油安で下落、スチレンモノマー一段安

 アジア地域の6月第1週の石化市況では、エチレンは前週比42ドル安の758ドル/tで取引された。これで8週連続の下落となり、今年1月以来5か月ぶりに700ドル台にまで落ち込んでいる。川下製品の需要が低迷する中、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について