塩ビ樹脂 8月のインド向け輸出価格、5ヵ月ぶりに反発

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2023年7月28日

台湾社の定修で先高観、需要期を見据え在庫確保

 塩ビ樹脂(PVC)の8月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比50ドル高の880ドル/t、中国その他向けが同60ドル高の815ドル/tで決着した。両地域とも5ヵ月ぶりの反発となったが、4月以降の下落基調からすれば想定以上の上げ幅となっている。

 その要因として、

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アジア石化市況 エチレン需給悪化で9週連続下落

2023年7月25日

ベンゼンは半年ぶり700ドル台、SMも軟化傾向

 アジア地域の6月第2週の石化市況では、エチレンは前週比18ドル安の740ドル/tで取引された。これで9週連続の下落となり、2年7ヵ月ぶりに750ドルを下回っている。春に定修に入ったプラントが徐々に立ち上がり始めており、供給過剰による先安観が一段と強まったことが背景。スプレッドも

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UBE CPLの7月契約価格、前月比70ドル安

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2023年7月21日

ベンゼン下落が要因、市場環境悪化で稼働率低下

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、7月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比70ドル安の1520ドル/tで決着した。需給バランスが緩んでいることに加え、ベンゼン価格が下落してきたこともあり、2ヵ月連続の下落となっている。スプレッドについては、

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アジア石化市況 エチレンは5か月ぶり700ドル台

2023年7月19日

芳香族は原油安で下落、スチレンモノマー一段安

 アジア地域の6月第1週の石化市況では、エチレンは前週比42ドル安の758ドル/tで取引された。これで8週連続の下落となり、今年1月以来5か月ぶりに700ドル台にまで落ち込んでいる。川下製品の需要が低迷する中、

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アジア石化市況 エチレンは7週続落で800ドル

2023年7月11日

芳香族はまだら模様、スチレンモノマーは弱含み

 アジア地域の5月第4週の石化市況では、エチレンは前週比40ドル安の800ドル/tで取引された。4月から5月にかけて一度も上昇する場面がなく、7週連続の下落となっている。

 石化製品の需要が盛り上がりを欠く中、

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塩ビ樹脂 7月インド向け輸出価格、前月比10ドル安

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2023年7月6日

モンスーン期で需要減、供給過剰が下押し要因に

 塩ビ樹脂(PVC)の7月分のアジア輸出価格は、インド向けが前月比10ドル安の830ドル/t、中国その他向けが同30ドル安の755ドルで/t決着した。両地域とも需給バランスの緩和を背景に、4ヵ月連続の下落となっている。台湾大手メーカーは、インド向け

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アジア石化市況 エチレン需給環境が改善せず続落

2023年7月4日

芳香族は3製品とも反発、SMは5週連続で下落

 アジア地域の5月第3週の石化市況では、エチレンは前週比20ドル安の840ドル/tで取引された。これで6週連続の下落となる。中国経済の低迷により石化製品の引き合いが弱く、需給環境に改善の兆しが見られないことが背景。またナフサ価格が軟化傾向にあることも、

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アジア石化市況 エチレン需給緩和で5週連続下落

2023年6月27日

芳香族はまだら模様、SM 5ヵ月ぶり1000ドル割

 アジア地域の5月第2週の石化市況では、エチレンは前週比23ドル安の860ドル/tで取引された。これで5週連続の下落となり、その間85ドルもの下落となっている。川下製品の需要が盛り上がらない中、エチレン在庫が積み上がっており、市場には先安観が強まっている。スプレッドは

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UBE CPL6月契約価格、前月比100ドル安に

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2023年6月26日

アジア市場の需給バランス悪化、顧客が稼働調整

 UBEは、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、6月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比100ドル安の1590ドル/tで決着した。前月まで2ヵ月連続で同価格帯(1690ドル)を維持していたが、需要が悪化したことで3ヵ月ぶりの下落となっている。スプレッドは、

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