ベンゼンは下落基調、SMなど誘導品が需要減
アジア地域の10月第四週の石化市況では、エチレンは8月第2週以来、11週ぶりに反転、下値が30ドル/t高、上値がステイの680~720ドル/tでの取引となった。
米中貿易摩擦の影響でアジア市場は需給バラスが悪化。エチレンは下落基調を強め、前週に700ドル/t割れとなっていた。ただ急激に市況が下がったことで、割安感が出始め、ようやく買いが戻ったようだ。スプレッドも
2019年11月19日
2019年11月14日
中国需要が大幅に悪化、アジア市場に域外品流入
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、11月(上旬決め)の韓国・台湾大手向け契約価格を前月比80ドル/t安の1400ドル/tで決着した。
中国では国慶節休暇(10月1~8日)が明けても需要が戻らず在庫の消化が遅れていることに加え、これまで好調だった欧州市場が自動車向けを中心にナイロン需要が落ち込んでおり、余った玉がアジア地域などに流れ始めている。こうしたことから中国市場の需給バランスが大幅に悪化しており、CPL価格を大きく押し下げる結果となった。
スプレッドについては、11月のベンゼンACPが前月比85ドル/t安となったことでやや持ち直したものの、事業環境は前月よりも厳しさを増している状況だ。
こうした中、中国・SINOPECは、10月(下旬決め)の契約価格を
2019年11月12日
2019年11月5日
2019年11月5日
2019年10月31日
2019年10月29日
2019年10月23日
2019年10月21日
2019年10月21日