アジア地域の石化市況では、エチレンが上昇基調を強め、1月第4週は960~1025ドル/tと上値は8週ぶりに1000ドル台での取引となった。エチレンは1月第2週に底を打ち反発していたが2週連続で大幅に上昇。前週比で下値は60ドル高、上値は65ドル高となった。海外プラントのトラブルが重なったことに加え、春に韓国メーカーの定修が予定されていることから、需給タイト感が強まっており、需要家が玉の確保を進めているようだ。
ナフサとのスプレッドも
2019年2月19日
2019年2月12日
2019年2月5日
2019年2月4日
2019年1月31日
2019年1月29日
2019年1月28日
2019年1月24日
C&Fジャパン・スポットナフサ価格は昨年末、原油価格が急落したことを受け、12月26日には2017年7月以来となる430ドル/t台にまで下落し、国産ナフサ価格も3万6000円/kl台を記録した。
しかし、OPEC(石油輸出国機構)の減産決定を材料に、原油価格が反発。今月18日にはWTI原油は53ドル台、ブレント原油も62ドル台までに上昇し、スポットナフサ価格も500ドル/ を伺う程度までに回復している。
一時、急激に円高に振れていた為替も109円程度の安定した動きとなっており、試算した国産ナフサ価格は4万~
2019年1月21日
宇部興産は、ナイロン原料であるカプロラクタム(CPL)について、1月の韓国・台湾大手向け契約価格を1620ドル/tで決着。12月の価格(同1910ドル/t)に比べ、1月は290ドル安の大幅な下落となった。
10月の中国・国慶節明け以降、アジア石化市況は全体的に下落傾向を継続。そうした中、CPLの11月価格は100ドル程度の下落だったが、12月には240ドル安と大幅に下落し、その流れのまま1月も300ドル近い値下がりとなった。
需要家が、原油・ナフサ価格が弱含んでいることで様子見になっていることに加え、米中貿易摩擦の影響により先行き不透明感から在庫を持たなくなっているようだ。
スプレッドは、
2019年1月15日