クラレはこのほど、液状ゴムを9月1日出荷分から値上げすると発表した。改定幅は、国内向けが「100円/kg」、海外向けが「1.0USドル/kg」。
当該製品は主要原料価格が高騰し、収益を圧迫している。同社は、製造コストの著しい上昇は自助努力による吸収の範囲を超えることから、供給の継続と事業運営の維持のため、値上げを決定した。
2022年8月19日
2022年8月19日
デンカおよび子会社のデンカアドバンテックは17日、「デンカ球状シリカ」および「デンカ球状アルミナ」について、10月1日納入分から値上げすると発表した。対象製品と改定幅は、「デンカ球状シリカ」の「FB」「FBX」「SFP」グレードが「70円/kg以上」、「デンカ球状アルミナ」全グレードが「155円/kg以上」となっている。
当該製品製造時に使用する電力、ガスなどのユーティリティ価格ならびに原材料価格が引き続き上昇している。同社は、さらなる生産効率化や諸経費の削減など、徹底したコスト削減に取り組んできたが、製造コスト上昇は自助努力で吸収できる範囲を超える状況にあることから、製品の安定供給ならびに事業の維持継続のため、値上げせざるを得ないと判断した。
2022年8月12日
2022年8月12日
旭化成はこのほど、スチレン系熱可塑性エラストマーについて今月15日から値上げすると発表した。対象製品は、スチレン系熱可塑性エラストマー(「タフプレン」「アサプレンT」など)、および水添スチレン系熱可塑性エラストマー(「タフテック」「S.O.E」)で、改定幅はいずれも「100円/kg以上」となっている。
昨今の原油価格の高騰や急速な円安の進行などに伴い、主原料価格が今年1月の価格改定時から大幅に上昇し、同様に用役、副原料コスト、物流費も上昇を継続している。同社は、これらの製造コストが自助努力の範囲を超えた状態が続いていることから、製品の安定供給を維持するために、値上げせざるを得ないと判断した。なお、今後の原料市況動向次第では、再度の改定の可能性があるとしている。
2022年8月12日
2022年8月12日
2022年8月12日
2022年8月12日
2022年8月12日
2022年8月12日