石化協 1月のエチレン生産は4%増、稼働率99%に上昇

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2021年2月25日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、1月のエチレン生産は前年同月比4.4%増の54万1400tだった。稼働プラントの平均稼働率は99.4%となり、前月から2.4ポイント上昇している。

 他の17品目については、

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ABS樹脂 1月の出荷は11%増、3カ月連続でプラスに

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2021年2月22日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、1月の総出荷量は前年同月比11%増の2万8600tと3カ月連続プラスとなった。ただ、再び3万t台を割り込んでおり力強さに欠ける状況だ。国内出荷は前年同月並みの1万8000t、輸出が同36%増の1万500tだった。輸出は10月以降4カ月連続で2桁台の伸びが続いている。

 1月の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

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フタル酸系可塑剤 2020年国内出荷18万1400t

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2021年2月19日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、2020年(1-12月期)のフタル酸系可塑剤の国内出荷は前年比10%減の18万1400tとなり、3年連続で前年実績を下回ったほか、6年ぶりの20万t割れとなった。

 一方、財務省貿易統計によると、昨年のフタル酸系可塑剤の輸入量は、同3%減の3万5900t。国内出荷と合わせた内需は、前年から約2万t減少し、同9%減の21万7000t程度と見られる。

 また、塩ビ工業・環境協会(VEC)発表の塩ビ樹脂の製品別生産出荷実績によると、軟質用途向けでは、食品用フィルムシートは前年並みで推移したものの、他の製品向けは軒並みマイナスとなり、出荷量の多い一般用フィルムシート、壁紙、電線用も10%前後減少した。

 近年のフタル酸系可塑剤の内需は24万~25万tで推移している。2017年をピークにやや減少傾向にあるが、2020年はそのトレンドに加え、コロナ禍で経済活動が低調だったことから内需は大きく落ち込んだ。

 国内出荷を品目別に見ると、DOPは9%減の8万7300t、DBPは8%減の630t、DIDPは36%減の1800t、DINPは11%減の8万2200t、その他は9%増の9500tと、主力のDOPとDINPをはじめ、その他以外は振るわなかった。

 なお、昨年のフタル酸系可塑剤の生産は、前年比15%減の18万400t、12月末在庫は前月比12%増の1万9000tだった。また、昨年のアジピン酸系可塑剤については、国内出荷は前年比2%減の1万6100tと3年連続で減少した。ただ、食品用フィルムシート向けの塩ビが前年並みで推移したこともあり、減少幅は小幅にとどまっている。生産は2年ぶりにプラスに転じ同微増の1万5700t。12月末在庫は前月比3%減の5900tだった。

 

OPPフィルム 2020年の国内出荷は前年比2%減

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2021年2月17日

 日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、2020年暦年(1-12月期)のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は、前年比1.7%減の22万1000tと4年連続でマイナスとなった。

 用途別では、食品用が

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経産省 20年エチレン換算輸出入、180万tの出超

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2021年2月17日

 経済産業省が16日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、2020年は180万2700tの出超となった。

 エチレン換算輸出は前年比0.5%増の252万4200t。輸出上位品目の中では、最大輸出品目のエチレン(同6.8%減)がマイナスになったが、

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経産省 1月のエチレン生産は54万1000t台に

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2021年2月17日

 経済産業省が16日に発表したエチレン生産速報によると、1月の生産量は前年同月比4.5%増の54万1400tと11カ月ぶりのプラスとなり、54万t台を回復した。前月比でも0.6%増となり、同様に2カ月ぶりにプラスとなった。当月も前年同月と同様に定修を行っていたプラントはなかったが、事業環境が改善し生産量が持ち直したと見られる。

 

合成ゴム 11月の出荷量は2カ月連続でプラス

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2021年2月15日

品目別ではまだら模様も、全体的には改善傾向に

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、11月の合成ゴムの出荷量は前年同月比1.8%増の11万2900tだった。前月比では6カ月ぶりにマイナスとなったが、3カ月連続で11万t台を維持しており、全体的には改善傾向を継続している。

 11月を品目別に見ると、

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プラ工連11月実績 原材料・製品生産の回復足踏み続く

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2021年2月12日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる10月のプラスチック原材料生産は、前年同月比6%減の83万1000tと8カ月連続で減少した。6月を底に回復基調にあり、9月からは減少幅は1桁台にまで改善しているものの、11月の速報値でも同6%減と、回復の足踏み状態が続く。

 11月の主要品目の生産を見ると、

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