経産省 エチレン用輸入ナフサは2万4000円と大幅に上昇

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2020年8月19日

 経済産業省が17日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、7月の輸入単価は329.5ドル/t、円換算で2万4097円/kl(為替:107・2円/ドル)となり、前月の1万8205円から反転して大幅な上昇となった。

 ドルベースでは前月比83.2ドル高、円換算でも同5892円高となり、いずれも5カ月ぶりの値上がりとなっている。

中国汎用樹脂輸入 6月は5品目が前年比で増加

2020年8月5日

PPとPVCは2.5倍以上、米国PEも強含み

 中国の6月の汎用樹脂輸入は、コロナ禍を脱した中国が経済活動を活発化させていることを示す結果となった。特にポリプロピレン(PP)や塩ビ樹脂(PVC)は前年同月比で2.5倍以上に伸長しており、前月以上に旺盛な需要となっている。EPSを除く3品目も2桁増と好調で、中でもマイナス傾向が続いていたABS樹脂はプラスに転じており、家電や自動車といった分野の回復が伺われる。

 6月の輸入を品目別で見ると、PEは、

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財務省 2Q国産ナフサ2万5000円/klと大幅下落

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2020年7月31日

コロナ禍も原油価格が上昇、3Qは反転見込む

 財務省が30日に発表した貿易統計によると、2Q(4-6月期)の国産ナフサ価格は2万5000円/klとなり、1Q(1-3月期)の4万4800円から1万9800円安と大幅に下落した。国産ナフサ価格が3万円を割り込むのは、リーマンショック後の2009年1Q以来となる。

 国産ナフサ価格が大きく下落した背景として、コロナ禍による世界経済の減速と、協調減産の混乱による原油価格の低迷が挙げられる。中国に端を発した新型コロナウイルス感染症は年明け以降、次第に世界へと拡大。ロックダウン(都市封鎖)など各国の感染防止策への対応から人やモノの動きが停滞し、世界経済の減速・後退が顕在化した。

 一方、原油価格は、ロシアを含めたOPECプラスによる協調減産が破棄されたことで3月上旬に暴落。WTIは一気に下落基調となり、

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日本プラ板協会 6月のPC生産・出荷は今年最高を記録

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2020年7月30日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル平板・波板の6月需給実績を発表した。

 それによると▽PC平板= “日本プラ板協会 6月のPC生産・出荷は今年最高を記録” の続きを読む

日本ABS樹脂工業会 ABS樹脂の上期総出荷は21%減、国内・輸出とも2桁減

2020年7月29日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、上期(1-6月期)の総出荷量は前年同期比21%減の13万6100tとなった。国内出荷は同20%減の9万4100tとなり、輸出は同24%減の4万2000tだった。米中問題が長期化する中、コロナ禍が発生。その影響で誘導品需要の落ち込みから国内、輸出とも4月以降の出荷は悪化傾向を強めている状況だ。

 上期の国内出荷を用途別で見ると、車輌用が

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石化協 MMAモノマーの6月国内出荷は31%減に

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2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した6月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比31%減の7680t。ポリマーは、

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汎用四樹脂 6月の国内出荷は制限解除で持ち直しの動き

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2020年7月27日

 業界筋によると、6月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスを継続。5月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。ただ前月比では、営業日数の増加に加え、5月下旬にコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたことでプラスに転じた。個人消費の面では厳しい状況が続いているものの、経済活動が再開されたことで持ち直しの動きが出始めているもようだ。

 前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。

 6月の品目別の出荷合計は、

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石化協 6月のエチレン生産は16%減、稼働率は92%に

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2020年7月27日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、6月のエチレン生産は前年同月比15.5%減の41万8500tだった。稼働プラントの平均稼働率は92.2%と前月(89.4%)から2.8ポイント上昇し、好不調の節目となる90%台を上回った。6月は

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合成ゴム 4月の出荷量は全品目で大幅マイナス

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2020年7月22日

コロナ禍の影響が拡大、自動車などの生産が低迷

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、4月の合成ゴムの出荷量は前年同月比27.8%減の8万3800tだった。これで、7カ月連続で前年割れとなり、合成ゴム全体で低迷が続いている。3月は2品目(NBRとCR)で前年比プラス、また全品目で前月比プラスと明るい兆しが出ていたものの、4月は一転して前年同月比、前月比とも軒並み大幅なマイナスとなった。

 品目別に見ると、SBRは

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