経産省 10月のエチレン生産は8カ月連続でマイナスに

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2020年11月19日

 経済産業省が18日に発表したエチレン生産速報によると、10月の生産量は前年同月比7.1%減の51万9100tとなり、8カ月連続で前年実績を下回った。前月比では6.5%増とプラスに転じている。前年同月は定修がなかったのに対し、10月は1プラントの定修があったことが影響したと見られる。

経産省 エチレン用輸入ナフサ、2万9100円と微減

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2020年11月19日

 経済産業省が18日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、10月の輸入単価は400ドル/t、円換算で2万9089円/kl(為替:105.5円/ドル)となり、前月の2万9397円から微減となった。ドルベースでは前月比1.5ドル安、円換算でも同308円安となり、いずれも4カ月ぶりに値下がりした。

 

ABS樹脂 10月の総出荷は4%増、1年半ぶりにプラスに

2020年11月17日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、10月の総出荷量は前年同期比4%増の3万1200tとなった。昨年4月以来、約1年半ぶりにプラスに転じている。また3万t台を回復したのは

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カセイソーダ 9月の内需は9%減、輸出は大幅プラスに

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2020年11月12日

 日本ソーダ工業会がこのほど発表したソーダ工業薬品需給実績によると、9月のカセイソーダの内需は前年同月比8.7%減の23万8200tとなり、昨年5月以降、17カ月連続でマイナスとなった。

 用途別では、化学工業用が

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中国汎用樹脂輸入 9月は3品目が前年比プラス

2020年11月11日

PVCは3カ月ぶりマイナス、米国PEは高水準

 中国の9月の汎用樹脂輸入は、前年比プラスとマイナスが3品目ずつとなり、まだら模様の結果となった。ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)、ABS樹脂などは高水準な輸入量が継続しており、中国での自動車や家電などの生産が好調であること示している。それに対し塩ビ樹脂(PVC)は、5カ月ぶりにマイナスとなり、10万tを割り込んだ。6月以降は2.5倍程度に急増していたため、調整が入ったと見られる。

 9月の輸入を品目別で見ると、PEは、

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フタル酸系可塑剤 1-9月期の国内出荷は14%減少

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2020年11月6日

 可塑剤工業会がこのほど発表した需給実績によると、2020年3Q(1-9月期)のフタル酸系可塑剤の国内出荷は、前年同期比13.7%減の12万8600tだった。

 品目別に見ると、DOPは

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OPPフィルム、9月の国内出荷は前年同月比3%減

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2020年11月5日

日本ポリプロピレンフィルム工業会がこのほど発表した需給実績によると、9月のOPP(延伸ポリプロピレン)フィルムの国内出荷は前年同月比3.4%減の1万7800tとなり、3カ月連続でマイナスとなった。

 用途別では、食品用が

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日本プラ板協会 9月のPC平板出荷は1257t

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2020年11月2日

 日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル(PVC)平板・波板の9月需給実績を発表した。

 それによると▽PC平板=

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プラ工連8月実績 原材料生産上向く、輸出はプラスに

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2020年10月28日

 日本プラスチック工業連盟がこのほど発表したプラスチック原材料・製品の生産・輸出入状況によると、確報となる7月のプラスチック原材料生産は、前年同月比15%減の74万2000tと5カ月連続で減少した。マイナス基調が続く中、8月の速報では同8%減と減少幅が縮小しており、回復の兆しが伺える。

 8月の主要品目を見ると、ポリエチレンとポリプロピレンは6カ月連続、ポリスチレン(AS樹脂、ABS樹脂含む)は9カ月連続で前年を割り込み、塩化ビニル樹脂はマイナスに転じたが、いずれも前月との比較ではプラス基調を継続している。

 7月のプラスチック製品生産は、前年同月比8%減の47万6000tと12カ月連続で減少し、8月の速報でも同5%減と減少傾向が継続する。8月は主要品目のフィルム・シートが4カ月連続、主に自動車や電気製品向けの機械器具部品が7カ月連続で減少したのをはじめ、容器、建材、発泡製品も引き続きマイナスで推移した。日用品・雑貨は3カ月連続で伸長し、パイプは5カ月ぶりにプラスに転じた。

 一方、8月のプラスチック原材料輸出は、36万5000t(前年同月比4%増)と7カ月ぶりにプラスに転じた。ただ、金額ベースでは原油安による樹脂単価の下落を受け、891億3000万円(同12%減)と依然としてマイナス基調が続く。原材料輸入は19万3000t(同22%減)と11カ月連続で前年を下回り、輸入金額は371億円(同33%減)だった。

 輸出の品目別動向を見ると、主要品目ではエチレン重合体、プロピレン重合体、塩化ビニル重合体は引き続きプラスを継続し、スチレン重合体は2カ月ぶりに増加に転じた。アクリル重合体とポリエチレンテレフタレート(ポリ乳酸とその他ポリエステル〈不飽和以外〉を含む)はマイナスを継続した。輸入品はポリスチレン(GP・HI)やAS樹脂などの一部を除き、軒並みで前年水準を下回った。前月に10カ月ぶりにプラスとなったポリエチレンテレフタレート(同)もマイナスに転じた。

 8月の製品輸出は13カ月連続の減少で、6万3000t(同7%減)、1201億8000万円(同5%減)。製品輸入は2カ月連続のマイナスとなり、16万1000t(同4%減)、770億8000万円(同8%減)だった。

プラ工連8月原料輸出入