経済産業省が17日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、7月の輸入単価は329.5ドル/t、円換算で2万4097円/kl(為替:107・2円/ドル)となり、前月の1万8205円から反転して大幅な上昇となった。
ドルベースでは前月比83.2ドル高、円換算でも同5892円高となり、いずれも5カ月ぶりの値上がりとなっている。
2020年8月19日
2020年8月5日
2020年7月31日
コロナ禍も原油価格が上昇、3Qは反転見込む
財務省が30日に発表した貿易統計によると、2Q(4-6月期)の国産ナフサ価格は2万5000円/klとなり、1Q(1-3月期)の4万4800円から1万9800円安と大幅に下落した。国産ナフサ価格が3万円を割り込むのは、リーマンショック後の2009年1Q以来となる。
国産ナフサ価格が大きく下落した背景として、コロナ禍による世界経済の減速と、協調減産の混乱による原油価格の低迷が挙げられる。中国に端を発した新型コロナウイルス感染症は年明け以降、次第に世界へと拡大。ロックダウン(都市封鎖)など各国の感染防止策への対応から人やモノの動きが停滞し、世界経済の減速・後退が顕在化した。
一方、原油価格は、ロシアを含めたOPECプラスによる協調減産が破棄されたことで3月上旬に暴落。WTIは一気に下落基調となり、
2020年7月30日
日本プラスチック板協会はこのほど、ポリカーボネート(PC)平板・波板、硬質塩化ビニル平板・波板の6月需給実績を発表した。
それによると▽PC平板= “日本プラ板協会 6月のPC生産・出荷は今年最高を記録” の続きを読む
2020年7月29日
2020年7月27日
2020年7月27日
業界筋によると、6月の汎用四樹脂の国内出荷は、すべての樹脂で前年同月比マイナスを継続。5月に引き続き単月の出荷量として近年では最低レベルの出荷となった。ただ前月比では、営業日数の増加に加え、5月下旬にコロナ禍による緊急事態宣言が解除されたことでプラスに転じた。個人消費の面では厳しい状況が続いているものの、経済活動が再開されたことで持ち直しの動きが出始めているもようだ。
前年比で分野別に見ると、主用途であるポリエチレン(LDPE、HDPE)のフィルム分野、ポリプロピレン(PP)の射出成形分野、ポリスチレン(PS)の包装分野の出荷で大幅な減少が見られた。
6月の品目別の出荷合計は、
2020年7月27日
2020年7月22日
2020年7月21日