塩ビ樹脂 9月の総出荷は3%減、1-9月期は5%減

,

2020年10月26日

 塩ビ工業・環境協会(VEC)がこのほど発表した需給実績によると、9月の塩ビ樹脂(PVC)の総出荷量はマイナスに転じ、前年同月比2.5%減の14万9000tとなった。国内出荷は同8.3%減の8万3000t、輸出は同6.1%増の6万6000tだった。国内出荷は引き続きマイナス基調ながらも、4月以来、5カ月ぶりに減少幅が一桁台にまで縮小し、前月との比較でも28%超伸びてきていることから回復傾向が伺える。輸出は伸び幅の減少はあったものの5カ月連続のプラスで推移した。

 国内出荷を用途別に見ると、硬質用は

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 9月のMMAモノマー国内出荷は7%増

, ,

2020年10月23日

 石油化学工業協会が22日に発表した9月のMMA(メタクリル酸メチル)の需給実績によると、モノマーの国内出荷は前年同月比7%増の9670tとなった。

 ポリマーの国内出荷は、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

汎用4樹脂 9月の国内出荷はPPとPSが前年比プラス

,

2020年10月23日

 業界筋によると、9月の汎用4樹脂の国内出荷は、ポリプロピレン(PP)とポリスチレン(PS)が前年同月比プラス。低密度ポリエチレン(LDPE)は前年並みだったが、高密度ポリエチレン(HDPE)はマイナスとなった。コロナ禍の影響により、前月まで前年割れの状態が続いていたが、ようやく出荷に明るい兆しが見え始めている。

 LDPEはフィルム分野の出荷減少幅が縮小し、HDPEでは中空成形分野などの出荷増が見られている。また、PPは射出成形分野の出荷が前年をわずかに上回ったほか、フィルム分野、押出成形分野などの出荷も増加した。PSはフォームスチレン(FS)向けに出荷が増加し、包装分野、雑貨・産業分野とも増加した。

 9月の出荷合計を品目別に見ると、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

石化協 9月のエチレン生産は9%減、稼働率は93%

,

2020年10月23日

 石油化学工業協会が22日に発表した主要石化製品18品目生産実績によると、9月のエチレン生産は前年同月比8.5%減の48万7700tだった。稼働プラントの平均稼働率は92.8%となり、前月から1.0ポイント上昇している。

 他の17品目については、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ポリスチレン 1-9月期の国内出荷は前年比6%減

, , , , , ,

2020年10月22日

室園会長「需要は回復傾向も、今後の動向を注視」

 日本スチレン工業会は21日、都内で定例会見を開催し、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の出荷実績について説明を行った。

 1-9月期のPSの国内出荷は、前年同期比6%減の45万1000tとなった。室園康博会長(PSジャパン社長)は、「9月の国内出荷は大きく伸びた。PSメーカー各社が10月からの値上げを打ち出していたこともあり、駆け込み需要が発生したことが背景にある。また、包装系や家電系を中心に、7月以降は需要が回復傾向となってきたことも大きい。ただ、例えば巣ごもり需要でスーパーが好調な反面、コンビニが振るわないなどまだら模様となっており、動向を注視している」と総括した。

 輸入品については

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ABS樹脂 9月の総出荷は2%減、前月比では大幅に改善

,

2020年10月21日

 日本ABS樹脂工業会がこのほど発表した出荷実績によると、9月の総出荷量は前年同月比2%減の2万6800tとなった。国内出荷は同8%減の1万7900t、輸出は同10%増の9000tとなり、どちらも2月並みの水準にまで回復している。特に輸出は、経済が活発化している中国で、ABS樹脂の需要が盛り上がっていることを反映している。前月比で見ても、国内出荷36%増、輸出22%増と大幅に回復しており、ようやく事業環境が好転しつつある。

 9月の国内出荷を用途別で見ると、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

経産省 8月のエチレン換算輸出入は20万2000tの出超に

,

2020年10月19日

 経済産業省が14日に発表したエチレン換算輸出入実績によると、8月は20万1800tの出超となった。エチレン換算輸出は前年同月比28.9%増の24万7600tとなり、プラスに転じている。エチレン、

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

経産省 エチレン用輸入ナフサ、2万9400円と微増

,

2020年10月19日

 経済産業省が14日に発表したエチレン用輸入ナフサ通関実績によると、9月の輸入単価は401.5ドル/t、円換算で2万9397円/kl(為替:106.0円/ドル)となり、前月の2万9000円から微増した。

 ドルベースでは前月比2.3ドル高、円換算でも同449円高となり、いずれも3カ月連続で値上がりした。

経産省 9月のエチレン生産は7カ月連続でマイナスに

,

2020年10月19日

 経済産業省が14日に発表したエチレン生産速報によると、9月の生産量は前年同月比8.5%減の48万7700tとなり、7カ月連続で前年実績を下回った。前月比でも、10.1%減とマイナスに転じた。前年同月は定修がなかったのに対し、9月は1プラントの定修があったことが影響したと見られる。

合成ゴム 7月の出荷量は前年同月比28.3%減

,

2020年10月16日

需要の低迷継続、前月比では2カ月連続でプラス

 合成ゴム工業会がこのほど発表した生産・出荷・在庫実績によると、7月の合成ゴムの出荷量は前年同月比28.3%減の8万4700tだった。10カ月連続で前年割れが続いている。ただ前月比で見ると2カ月連続でプラスとなっており、5月を底に回復傾向となっている。

 7月を品目別で見てみると、SBRは

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について